めちゃくちゃ彼女を激愛してるちむと
「はいはい」って受け流すけど、本当はちむ大好きな彼女ちゃん
のらぶらぶかっぷるな2人のお話🐥♡
【好きって言ってほしいジミン編🌷】
2人ともたまたま休みになると、
すぐにこう言ってくる可愛いちむ。
こんな感じ。
うるさいですね、朝から。
そう言ってちむが
見たがってた映画を指さす。
パタパタ…
と家中を駆け回るもんだから、
本当に可愛くてしょうがない。
大好きって思ってるのに、
伝えられない彼女ちゃん…可愛い。
彼女ちゃんは、
ちむに支度してと言ったものの、
何もしてない。
ソファでニコニコしながら
彼女ちゃん見るちむ。
その目の前で、
メイクしてる彼女ちゃん。
思いっきりゲジ眉になった彼女ちゃん。
これは恥ずい。絶対前髪で隠すべき。てか落とせ。
(…そうするよね?ㅋㅋ)
そう言ってさらっと言ってくるちむ。
鏡越しに彼女ちゃんと
目が合うと…
ギュッ と後からバックハグするちむ。
彼女ちゃんの心臓ばくばくですね。
158cmの彼女ちゃん。
ついに怒って(というより恥ずかしすぎて)
ちむに当たってしまいます。
するとちむは悲しそうな目をして、
バタンッ。
行っちゃった…。
後悔中の彼女ちゃん。
すぐにメイク仕上げて、
鞄持って、家でます。
そして、ちむの元へ。
バタン。
流れる車内の沈黙。
お互いに言い出すタイミングが合ってしまって、
また気まずくなって。
少し車を走らせて経った頃。
キキッ。
赤信号で車が止まる。
わざとジミンが赤信号にしたみたい。
いっつもベタベタくっついてくるし、
毎日のように
好き、
大好き、
愛してる、とかって言ってくる。
青信号になった途端に車を
さっきとは違う早いスピードで動き出し、
映画館とは違う方向へ動き出す。
そして、人通りのない場所へ着いた。
キキッ。
車が止まる。
人通りが少ないと言っても
静かな住宅街ってだけだ。
いつ人が通るか分からない。
なのに、ジミンは
唇を重ねてきて。
舌まで、
車内で絡まり合う。
上目遣いをして、
聞いてくる。
今日くらい、
素直になっても、いい、かな。
バッ と運転席に戻って、
いきなり姿勢を良くするジミン。
車が動き出すと、
またジミンは大声出して騒いで、
私は笑ってみていた。
本心だよ、ジミン。
私はあなたになら、何されても、いいもの。
【好きって言ってほしいジミン編 終わり 🐣】
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!