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第7話

嘘 ②
3,671
2018/07/25 06:30
Jungkook ☓ you


Jungkook→『』 you →「」







! r18です🐰
苦手な方はUターンを🙇🏼‍♀️



【前回の続きから🕊】

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈













『さっさと帰るから。』

「…うん、。」









いつもの可愛いぐくはどこに行ったんだろう。
今のぐくは人が変わったみたいに怖い。



『…ん』

「え、なんで車…」

『お前のこと追っかけてたんだよ、早く乗れ。』

「…はい、」








車に乗ってシートベルトを閉めると、
乱暴に閉じられる車のドア。

やっぱり怒ってる…って怖くなった。




『はぁ……………』

「っ…あの、本当に、ごめん、なさい。」

『……』













ねぇ、ぐく。

今のぐくはどんな顔してる?



怒ってる顔?

悲しい顔?












知りたいけど、今の私は臆病になって
好きな人の顔を見ることが出来ない。









そんなことを考えていたら、車は動き出し、

家へと向かった。













車内はずっと静かなまま。

空気の流れまで分かってしまうんじゃないかってくらい静か。
















キキッ。

車が止まり、家に着く。



『…早く。』

「ん…」































バタン…!!!


勢いよくドアが開いて、すぐに寝室のベッドへと投げられる。











「んっ……痛い…」

『ねぇ。』







電気なんてついてないから、
窓から差し込んだ青白い光に照らされて、

ぐくの顔がよく見えないけど、












最高に怒ってる、ってことだけは分かった。






ギシッとベッドの軋む音がしたかと思えば、

耳に感じるぐぐの吐息。








『なんで俺に嘘ついたの?』

「そ、れは…」

『お前があいつにホテル連れて行かれてたら俺どうなってると思う?』

「……」

『お前のことが大好きで大好きでたまんないんだよ…』

「ぐく…」











胸元にぐくの頭がのっかる。


『ねぇ、消毒していい?』

「…え?」

『あいつに触られたとこ全部。じゃないと俺、あいつ殺しそうで怖いんだよ…』
















ボタンに手をかけるぐく。

ただ、私はぐくの顔を見つめていた。









『…怖い?』

「怖く、ない。ぐくだから、」







ボタンが外されると、現れる2つの膨らみ。










いつものぐくなら私のあそこが濡れたら終わりなのに、

今日は、いつもと違う。









『んっ……』

「ひゃ、んぁっ………」




ねっとりとゆっくりすべてをぐくで染めるように私の身体を舐めていた。



『…きもちい?』

「んっ…」



コクッと頷くと満足そうに笑うぐく。



『可愛いね、』

「っあぁっ、!」










下着のしたから入りこむぐくの指。

ごつごつしていて、太くて、すぐにイってしまいそう。





「やぁ、んっ……っあぁ、」

『嫌じゃないでしょ?ほら腰振ってる。』

「そんなことっ………んぁ、っ」

『気持ちよくてたまりませんって顔してるけど?』

「言わな、い、でぇっ……」

『ふ、1回イっときな、』











そういうと中でクイッと指を曲げるぐく。



「んあぁぁっ」


身体が反って、私は果てた。



















『はぁ…かわい。』




ズボンを下ろし、ゴムをつけたぐくが、私の中に入る。




「っあ……んっ、」

『きつ……ちょっと力抜いて…』

「や、無理っ、わかんないっ……」

『…あなた』

「ん…?………んぅっ」











後頭部を掴まれ、唇が重なり合う。

深く深く口付けをされ、私もその愛に応えるように下を絡める。






『っ………入ったよ、』

「んっ、…いいよ、ぐく、」

『え…?』

「ぐくの好きなようにして…いいよ、」

『なんで、』

「私が悪かったし、それに、ぐくが気持ちいいなら私も気持ちいい、から…」

『っ………』

















『あー…もう優しくしないからね?』







腰をがっちりと掴まれて、
奥へ奥へと突きつけてくるぐく。



「んあぁっ、あ、ふぁ……んっ、」

『んっ……きもち、良すぎ……』

「っ、ぐくぅっ…、好き……」

『そういうの、言うのマジでやめろって…』

「んあぁぁっ」










より一層激しくなる動きにもう何も考えられなくなる。


頭が真っ白になって、ただひたすらに
ぐくから与えられる快感に身をよじらせて。








「あっ…も、う…イっちゃ……」

『ん、俺も…』

「あぁぁっ……!!」











そのとき薄い膜越しにぐくの熱いものが弾けるのを感じた。



『はぁ……ん、大好き…』

「私も…ごめんね、」

『もう、二度と行かないでね、』

「うん、ごめんなさい…」

『次したらもっと激しくするから、』

「っ…変態っ、/」


















┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

















ピコン。

LINEの通知が響く。




[ごめん、さっきのはやりすぎた…💧]

絵文字と共にメッセージが届く。












「別に謝らなくても良かったのに…(笑)」


そっとベッドから降りて、ぐくの頬にキスをして、ベランダに出た。









そっとコールする。


「あ、もしもし。今、平気?」

[ん…平気…]

「ごめんね、さっき…」

[ん?あー、いいよいいよ。]

「おかげで助かりました。」

[どうせさっきヤってたんだろ?ㅋ]

「テヒョンだってさっきまで彼女といたんでしょ?ㅋ」

[まーね。今、隣で寝てる。]

「ふふ、そっか。」

[うん。じゃあ、今度おごれよ!俺だってあんなチャラい役したくないし、お前だって尾行されてるってわかったなら素直に行けば良かったのに。]

「違うんだってー。ぐくに嫉妬してほしかったのー。」

[はいはい。あ、彼女、起きそうだから切るわ。じゃあ、またな。]

「本当にありがとね。じゃあ、また。」















ピッとスマホの電源を切る。










全て私のシナリオ通り。


飲みに行くって3回も嘘ついて、そしたらぐくは必ずついてくるから、

テヒョンにちょっとひどい役を頼んで、




ぐくが私をたくさん求めてくれるようにした。





















ごめんね、ぐく。

「嘘」ついちゃって。




end

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