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第18話

🥀 第 18 話
🥀  陸  Side



何となく 、おかしいとは思った 。



渋谷のハチ公前で 、誰かを待つ君の姿に 、



ちょっとだけ違和感を感じた 。



妙に周りを気にする仕草とか 、



怯えたような目 。



どうしても気になった 。



無意識に 、彼女を見つめていた 。

❤︎
❤︎
… え 、ちょっと !


そう叫ぶ彼女は 、



男2人に腕を掴まれていて 、



今にも泣きだしそうな顔で必死に手を振り払おうとしてた 。



まあ相手は男なわけで 、しかも2人も居て 、



女の子が勝てるはずもない 。



俺は咄嗟に後を追いかけた 。

男 2
大丈夫だって 〜 、
本当は待ってたんでしょ ?


必死に逃げようとする彼女に 、



男達は笑いながら言う 。



周りの視線は 、その3人に集まった 。

❤︎
❤︎
やだ … っ !
辞めてよ … っ !!!


ついに彼女が泣き出してしまった時 、



自然と身体が動いた 。

青 山 陸
青 山 陸
おい !


彼女の腕を掴む男を引き離して 、



思いっきり睨みつけた 。



まあ割とちょろくて 、すぐ逃げていったけど 、



さっきの出来事にパニックを起こしてる彼女は 、



俺の声は全然耳に入らないみたいで 、



辞めてって泣き叫んでた 。



必死で逃げようともがく彼女の肩を優しく掴んで 、



青 山 陸
青 山 陸
大丈夫 、何もしないから 。


そう言うと 、



涙でいっぱいの目で俺を見た 。



不覚にも 、可愛いと思った自分にムカついた 。



不謹慎にも程がある 。



ただ 、今日初めてハチ公前で会ったこの子に 、



特別な感情を抱いたのは確かで 、



名前も歳も分からない彼女に 、










俺は心を奪われたんだ 。