第35話

29話
662
2018/09/30 13:20
この先、気が重い。



あいつと一緒に働くなんて。辛い。


























でも、頑張るしかない。やっと始まった新しい世界。






また1歩踏み出してみるのもいいのかもしれない。

























































































そう考えたのが間違いだったみたい。
________________________
あれから、数ヶ月が経ち、私はマネージャーのアシスタント、ソナは編集系の仕事をしている。
ソナと会うことも少なくなっていき、皆さんとも、だんだん慣れていった。
今日は«走れバンタン»の撮影日となっていた。
ソナがいるらしい。

少し緊張しつつも、現場に先入りした。
You
You
おはようございます。
ソナ
ソナ
あ、おんにッ!おはよ~ッ
You
You
あ、今日はよろしくね、
ソナ
ソナ
うん、ッ!
BTSメンバー
BTSメンバー
おはようございます。
よろしくお願い致します!
BTSの皆さんが現場入りしてから数時間で撮影が終了した。
~楽屋~
You
You
お疲れ様でした~。
テヒョン
テヒョン
疲れたよぉぉぉぉお、
そう言って、テヒョン오빠は私に体重をかけてきた。
You
You
お、お疲れ様です。
今日、やけに張り切ってましたもんね。笑
テヒョン
テヒョン
あ、伝わった?頑張ったんだ~、
だから、ご褒美ちょうだい?
そう言って両手を広げる오빠。



笑顔で私を見つめている。
You
You
目、瞑ってください?
テヒョン
テヒョン
おけ。
私は오빠にぬいぐるみを渡した。
You
You
よし、逃げろッ。
私は他のメンバーの所へ走っていった。




楽屋の中でだけど。
ジョングク
ジョングク
あ、あなたヌナ、危ないですよ。笑
You
You
あ、ごめんなさい。
お疲れ様でした、お水いりますか?
ジョングク
ジョングク
お願いします~ッ
You
You
はい、どうぞです。ッ
テヒョン
テヒョン
ねぇねぇ。あなたは俺のものだからね、
ジョングク
ジョングク
ひょん。いつまで子供みたいなこと言ってるんですか?
テヒョン
テヒョン
子供じゃないもんッ。
You
You
いや、いつ、テヒョナ오빠のものになりました?笑
テヒョン
テヒョン
え、なってなかった?笑
こんな風に仲良く会話を出来るようになっていた。




そんな楽しい時間に邪魔が入った。
ソナ
ソナ
コンコンドアを叩く音

ソナですッ。失礼しまーす!
You
You
あ、ソナ。
ソナ
ソナ
皆さん、お疲れ様でした!
お久しぶりですね!
ナムジュン
ナムジュン
あ、ソナさん。今日はありがとうございました。
ソナ
ソナ
いえいえ、こちらこそです!
ジミン
ジミン
ソナちゃん。久しぶりだね。
ソナ
ソナ
ですね!あ、あの오빠。ちょっといいですか?
ジミン
ジミン
ん?どうしたの?
ソナ
ソナ
すいません、こっちに来てもらってもいいですか?
ジミン
ジミン
う、うん。
よく分からないけど、ジミナ오빠とソナは一緒に楽屋を出て行った。
________________________
ソナ
ソナ
急にごめんなさい…!
ジミン
ジミン
ううん。全然。
どうしたの。
ソナ
ソナ
あの。えっと、私。。
ジミン오빠のことが好きです。
だから、その、よければ付き合ってください。
ジミン
ジミン
え、ぼ、僕?
えっと、うーん。ちょっと時間貰ってもいいかな?
ソナ
ソナ
はい!もちろんですッ。いい結果お待ちしてます。
僕はどうするべきか悩んだ。








あなたのことが好きだけど、ソナちゃんを傷つけてしまったら嫌われてしまうのかもしれない。


























































































































































































僕は、あなたに嫌われる事がないようにするため、軽い気持ちでソナちゃんと付き合うことにした。

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