今は殺せんせーを席にすすめ、お茶を用意している最中だ
お茶を用意している間に気づいたことがある
ほんと、何故だろう
だって普通、こんな黄色いタコが教師だって言ったって信じないし
何より家にあげることはない
だって違う可能性の方が高いでしょ
明らかに
ていうか、これ絶対人じゃないよね ←
人じゃなくてもお茶って飲むのかな? ←
あ、飲んでる
え、なにこれ、、、、怖いんだけど……←
とりあえす、本当にE組の教師なのか確かめないと
私が学校に来ないから
来るように言いに来たに決まってる
質問で返された……
またインターホン、、、今日はよくなるな
ふ、震えてるんだけど、、、
え、いいのかな?
私は烏丸さんにもお茶を出した
それから私は、烏丸さんが話していることに耳を傾けた
全て聞き終わった頃、頭の整理をするために私は話しだした
情報力がえぐい……
やっぱり
私は学校へこいって言われたんだ
……
やってしまった
つい口走ってしまった
殺せんせーはE組の担任だ
本校舎の先生ならともかく、この先生はE組の生徒を大切にしている
少しの時間しか接してないけど、生徒を大切にしている思いが伝わってきた
先生たちを玄関まで見送り
机の上にあるお茶を片付けた
その日は早々にお風呂に入り夕食も終わらせた
ベットに入っても
その日はなかなか寝付けなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。