第55話

53話🌷
734
2018/12/05 10:12
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
うそ...
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
私には送られてきてないから、ひなたを絶対まも...
バタン!!
荷物を持って教室をでていった
ひなた...
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
明らかにいつもと違う
すれ違う数人の人が日咲を横目で見ている。


























平野紫耀
平野紫耀
なぁ悠斗!今度の日曜、松本誘って2人で遊びにいこうと思うんだけど...
西畑悠斗  にしはたゆうと
西畑悠斗 にしはたゆうと
おっ!いいんじゃない?
平野紫耀
平野紫耀
少しでも松本に近づかなきゃな!( ´罒`*)
平野紫耀
平野紫耀
それにな...
楽しそうに話しながら廊下を2人で歩いてた
その前から歩いてきたのは...日咲
平野紫耀
平野紫耀
あっ...松本
平野紫耀
平野紫耀
よっ!!
その声を無視して歩き続ける日咲の手を掴んだ紫耀
平野紫耀
平野紫耀
なんだよ?サボりか?
西畑悠斗  にしはたゆうと
西畑悠斗 にしはたゆうと
もう放課後じゃん笑笑
平野紫耀
平野紫耀
そっか笑笑
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
さわらないで...
平野紫耀
平野紫耀
どうしたんだよ...?あっ、そういえば今度の日曜...
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
あんな事して...最初からあれが目的だった?
平野紫耀
平野紫耀
あれって...
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
とぼけないでよ!!(இдஇ`。)
今にもでそうな涙を必死にこらえてやっとでた声
平野紫耀
平野紫耀
えっ...?
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
よかったね...みんな協力しようとしてくれて...
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
(இ﹏இ`。)...ひどいよ紫耀くん...
そう言って、日咲はその場を去っていった
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
その夜
日咲はベッドに寝ころんでいた
寝ている訳じゃない  むしろ全くねむくない
ただ...紫耀の裏切りといってもいい行動に、他の人にはわからない、とてつもないショックを受けていた



ピロン



ピロン



ピロン
さっきから、というより日咲が学園をでてからなりやまないLINEの通知音
その未読のLINEの中には、









安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
ひなた!!大丈夫!?
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
そうだよね...大丈夫じゃないのは分かってる
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
明日学園に来るならきをつけて!だって、
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
結衣から聞けたのはここまでだった
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
ごめんね
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
私がひなたを守るから!!




















.
平野紫耀
平野紫耀
松本、大丈夫か?
平野紫耀
平野紫耀
なんかごめんな...悪いタイミングで声かけて





その中には、紫耀からのLINEもあった



日咲side
あの時紫耀くんに出会って  ただそれだけで
私の知らなかった私が次から次に...
憎めない人だって、悪い人じゃないって、むしろすごく優しい人だって、そう思ってたのに...
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
次の日
今日は特別寒い日だった。
起きたくないのに、いつもよりも早く目が覚めてしまった
いつもなら、2度寝が一瞬でできるのに
しょうがなく起きる、苦痛な朝
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
おはよ...
松本優太  まつもとゆうた
松本優太 まつもとゆうた
おぉひなた、おはよう☀
朝ごはんをいつも通り食べる
松本優太  まつもとゆうた
松本優太 まつもとゆうた
今日さ、ホントに申し訳ないんだけど、帰りが遅くなるから
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
うん、わかった
松本優太  まつもとゆうた
松本優太 まつもとゆうた
どうした?今日元気ないぞ?
お兄ちゃんには、一瞬でバレてしまった。


学園でもバレちゃうのかな...みんなに心配かけたくない...
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
大丈夫だよ!まだ眠いだけ!





着替えながら、
日咲side
ホントは行きたくない。
というか、いじめられるって分かってるのに行くのも自分では信じられない
でも行かなかったら、何かに負けるような気がして
(´Д`)ハァ…私...いじめられに学園に行くのか...
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
in学園
校舎から校門までの道を歩いていると、誰かの目線を確かに感じる
いつもとは違う感情で
勝手に、関係ない人も見てると思っちゃう
怖いと思っちゃう
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
おはよー
安東瑠夏  あんどうるか
安東瑠夏 あんどうるか
おはよーってひなた!?大丈夫なの!?
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
うん...!大丈夫だよ!
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
今まで何回好きな人にふられたと思ってんの?笑
松本日咲  まつもとひなた
松本日咲 まつもとひなた
こういう事にはもうなれてるから!
日咲side
ホントは全然大丈夫じゃない
ふられた時の何倍も辛い
こう言ったけど、瑠夏はきっと分かってる
だからこそ、今、瑠夏は何も言わないんだ
あ〜やだやだ
紫耀くんとのいろんな思い出がよみがえってくる
あの笑顔も嘘だったの...?

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