ノノ 「 あなたー! おはよ 」
『 ののちゃん! おはよ 』
毎朝 靴箱 で こうして ののちゃん と 挨拶 して 教室に 向かうのが 日課 、
『 今日って 1時間目 体育やなかったっけ 』
ノノ 「 確かに 、うわ 小林 やん! はよ行かな! 」
『 怒られたないい 〜〜 ! 』
ドコドコ と 二人 の 大きな 足の音 が 廊下し中 に 響き渡る
ガラガラ と 教室 を あけると もう 女子しか 居らず しかも 、
ノノ 「 え?! 着替え 早ない?! 」
皆 終わってました 、、
『 やばいよ ののちゃん はよ着替えよ 』
ノノ 「 うん! 」
着替え が 終わり 校庭 に ダッシュ で行くと
ほぼほぼ 人 が 集まっていた
『 やば 、、 』
多数 の 視線 が 恥ずかしかったけど何とか 先生 には 怒られなくすんだ 。
今日 は 男子 と 女子 で 別れて スポーツ を するらしい。
小林 「 今日は 、男子 は サッカー 女子 は バスケ すんでー 。 」
ノノ 「 やった! バスケ! 」
『 私 ののちゃん と ペアする! 』
ノノ 「 ええよ ! うちも あなた と! 」
女子1 「 ええ 〜 ! のの と あなた が ペア なったら うちら 負けるやん 〜 (泣)」
そう 、 私達 は 同じバスケ部
特に ののちゃん なんかは エース で キャプテン やから 、強い
それに比べる と 私はぁ まだまだ 何やけど 笑
『 ののちゃん 頑張ろ ! 』
ノノ 「 おん!! 負けへんわ! 」
ピーッ と 音 が 鳴る と 共に 、
女の子が 上手く ボール を こっちに 渡した
それを 受け取り バウンドしながら ののちゃん に 渡す
『 ののちゃん! 』
ノノ 「 あなた! ナイス! 」
そうして ののちゃん は シュート を 決めた
ノノ 「 やった! 」
『 凄かったで ののちゃん! 』
ノノ 「 あなた の パス が 上手かったからや! 」
他女子 「 ののぉお 〜 ! あなた 〜〜 ! 」
校庭中 に 響き渡り 男子 も 先生 も びっくり した 。
もちろん 私達 も 笑
ノノ 「 ちょ、声でか! 笑 」
他女子 「 のの シュート 上手かった! あなた も パス 凄かったで! かっこよかったわぁ 〜 」
『 笑笑 有難 、 』
囲まれる私達 。
たまたま 見上げた 教室 、
パチッ と 目 が 誰かと 合った 。
だけど すぐ 逸らされた
その後 気にしないで プレイ を していたので 目が合うことはなかった
放課後 。
ノノ 「 あなた! 帰ろ! 」
『 ごめん 、今日 委員会やねん 、 』
ノノ 「 えー! 部活なかったから 遊ぼう思ったんにぃー 」
『 本間 ごめん! 』
ノノ 「 じゃあ また今度! じゃあね! 」
『 うん! 』
ののちゃん と 別れて 早速 委員会 に 向かった
? 「 あ! あなた! 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。