～樹side～

柔らかな唇と熱い舌の感触を堪能して











ゆっくり離れると











脱力したあなたちゃんが胸に倒れ込んできた

俺は そんなあなたちゃんをしっかり抱きとめ











乱れた呼吸が落ち着くように











優しく背中を撫でる

俺の言葉が意外だったのか












身体を離し 驚いた様子で俺を見つめるあなたちゃん

少し間隔をとって 互い布団に入り











あなたちゃんの手をそっと握りしめる

"抱きしめあったまま寝よう"










そう言ったあとに









困惑気味になったあなたちゃん

俺のことを意識してくれてるのかも..











なんて、嬉しい気持ちになった

だけど..やっぱり、それ以上に













あなたちゃんを困らせたくないという思いがある

いや... 違う、...そうじゃない...

本当は 俺が弱いだけだ..













強引にあなたちゃんに触れて嫌われたくない











それに、...あなたちゃんには











かっこ悪いとこは見せたくない...

好きな人がこんなに近くに居るのに












自分が感じるままに 行動ができないなんて









今までの俺なら有り得ないことだ

今までの俺なら 相手の気持ちを考えず












自分の想いだけで 突っ走っていけたのに...

あなたちゃんと出逢って









一緒に過ごすようになって俺は変わった

"誰かを守りたい"










"頼ってほしい"









こんなに強く思ったのは初めてだった＿＿＿

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急激に寒くなってますが
風邪などひいていませんかー？

体調管理気をつけてくださいね！(*’ω’*)


応援してくれてるみんな
いつもありがとう～✨❀.(*´ω`*)❀.💙