第139話

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2020/09/27 15:25








静かに車を走らせる樹くん








いつもより口数が少ない車内











樹
......
(なまえ)
あなた
...樹くん....ごめん、ね?...







搬送されたのが かかりつけの病院だったから









看護師さんが気をきかせて








家に電話を掛けてくれたみたいで








そこに ちょうど家に帰ってた樹くんが






電話に出てくれて病院まで駆けつけてくれた


















仕事で疲れているのに









こんなことで また樹くんを巻き込んでしまった..








私のせいで すごく迷惑かけてるよね.....



















突然 道路の脇に車を一時停止した樹くん






シートベルトを外して




"はぁ.." と大きなため息をついた















(なまえ)
あなた
樹...くん..?
樹
..良かった...あなたちゃんが無事で..
本当に良かった.....(涙声







そう言いながら私の手をギュッと握りしめた










(なまえ)
あなた
っ!!..樹くん...!?






!!!!!








....樹くんの手....震えてる.....








(なまえ)
あなた
心配かけて...ごめんなs.. !!!
樹
......(ギュッ..






言い終える前に 包み込むように







強く抱きしめられた














樹
ごめん、少しだけ...こうしてて..
(なまえ)
あなた
うん...//







樹くんの優しい温もりが










身体中に染み渡ってくる....

















震える身体が こんなにも私のことを










心配してくれたのだと実感させられる





















自然と樹くんの胸に顔を寄せ








キュッと服を掴んでいた














ほんのり甘い樹くんの香りが










心を落ち着かせてくれる.....















樹
あなたちゃん.....






樹くんの長い指が頬に触れ










潤んだ瞳でみつめられて










吸い込まれそうになる












(なまえ)
あなた
..//..じゅ、...樹...くん..、?//










真剣な眼差しに 視線を逸らせずに










少しずつカラダが熱くなっていく...//






















♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡


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