次の日の朝。光里は疲れているのか目が真っ赤で腫れている。
そして顔などにはアザや殴られた跡のようなものがある。とても痛々しい
…私だって光里を助けられるなら助けたかったよ!
でも、このクラスは違うの。端から上下関係なんて決まってたの!
…わかった。
復讐すればいいんだ…
逆襲さえすはれば…
そうすれば美波も分かってくれるよね?
私は今日から光里と学級委員の神崎さんを助けるために…
『復讐計画』を使うことにした。
~休み時間~
…私はヤンキー系の皆に感謝するしか無かったんだ…
~屋上~
この人達は私の知らない所で光里を励ましていた。
陰で愛菜達にバレないように。
なんて優しい人達なんだろう。でも私はいじめられるのが怖いからひたすらヤンキー系の人達に感謝するしか無かったんだ。
でも、…いじめはどんどんエスカレートしていった。
椿達も守れないくらい愛菜達も備えてきている。
そしてついに…光里は不登校になってしまった…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!