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第9話





" 「トモダチ」になりたい "












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どうしよう……。
×××
こいつ!
いつもよりムカつくな

バチンっ……!

今日はゴムを飛ばされてる。

まあ、お好きにどうぞ。

私の頭はそろどころじゃないんだ。

……「私の心を動かす変人」のことが忘れられない。

不登校児のバカ。

明るくて脳内お花畑。

私にはうっとおしいくらい甘えん坊。

可愛い笑顔……。
×××
ちょっとぐらい泣きわめけよ!
×××
おい!聞いてんのか!


バチン……!

顔に痛みが走る。

腫れたかな。

でも、いいや。





"不登校なの"



"行こっ!"



"私はあなたと「トモダチ」になりたい"



"待ってるから……"













「私が今すぐ会いたい変人」のことが忘れられない。

あのバカの笑顔を消したくない。

あんなに素直な笑顔を向けられたのは、初めてだったんだ。

人は信じられないよ。

裏切られるのが怖いから。

だから私は心を閉ざしたんだ。

誰にも心を開かないように。

私が傷つかないように……。

だけど、私には見えたんだ。

本当に傷ついてたのはどっち?




あのバカは……どうして不登校なの?

あの変人は……どうして『へや』が必要だったの?

心春・・は……どうしてあんなにお菓子がたまっていたの?




____私と同じ、「ヒトリ」だったんじゃないの?





ねぇ……心春。

こんな最低な私のことを。

今でも待っていてくれる?

今は心春だけのあの『へや』に。

私も入れてくれる?

私と……









 




「トモダチ」になってくれる?
















行かなきゃ。

心春のところへ。