第2話

感謝
116
2019/12/15 12:52
起きると真っ白な天井
U
ん?ここ何処やねん!
??
あっ、起きた?
U
えっと誰?
??
僕のこと知らない?
U
はい、全く
??
…そうか、僕ももっと頑張らないと
そう言ってしょんぼりする男の人
いや、綺麗な顔!
U
…なんか、すいません?
??
イヤイヤ、全然大丈夫だよ
とか言いつつ、ちょっと引きずってる
??
あっ、僕の名前はチョンジョングクだよ
U
…グクさん?
グク
グク
ううん、グク!
U
?…グクさん?
グク
グク
ちーがーう!グーク!呼び捨て
U
流石に年上を呼び捨ては…
グク
グク
なら、グクオッパね!
U
グクオッパ?
そう言うとオッパは顔を赤くした
U
大丈夫ですか?
グク
グク
誰のせいだと思ってんだよ
U
えっ?なんか言いました?
グク
グク
ううん何も無いよ!
なんだこの人
グク
グク
ところで君の名前は?
U
うちは、あなたです!
グク
グク
あなた?可愛いなまえ❤️
ちょっとドキッとしたのは自分だけの秘密
U
あ、ありがとうございます!
グク
グク
ところでさ君帰るところあるの?
U
あります!
グク
グク
1人暮らしでしょ?
私、一人暮らしの分類に入るんだ。てか、なんで知ってんだ?
お父さんは私を捨てたんだ
思い出すと涙が出てきそうになる
グク
グク
我慢しないで。
U
えっ?
びっくりして顔を上げるとオッパが苦しそうな顔でこっちを見ていた
U
オッパ?
グク
グク
俺、その気持ち分かるから、
グク
グク
おいで?
そう言ってオッパが手を広げている
私は無意識のうちにオッパのところへ向かっていた
U
お父さんに捨てられたんです笑笑
U
情けないですよね笑笑
私はオッパが呆れるかと思っていたけど、真剣に聞いてくれてとても嬉しかった
グク
グク
頑張ったね、
その言葉を聞いた瞬間涙が溢れた
そうだ、私は誰かに褒めて欲しかったんだ
グク
グク
そうだ、俺の家に来てよ?
U
えっ?
こうしてイケメンな男の人との同居生活が始まりました。

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