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(三島亜矢) じゃあ今日返されたテスト
見せて
(及川徹) はーい\(^o^)/
バサッ
見せてもらったテストは…
なんというか…
(三島亜矢) ……
(三島亜矢) …正直に答えて
普段授業中、授業
うけてる?
(及川徹) …いいえ 寝てます
(三島亜矢) それで、授業の内容理解
できてるの?
(及川徹) まったく
(三島亜矢) ハァァァ(TOT)
…てか、なんで数学と
保健体育だけできてるの?
(及川徹) 数学は、バレーでスコア計算
できないと困るからで、
保健体育は、好きだから
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〜めっちゃ割愛〜
(及川徹) 終わった〜
(三島亜矢) じゃ帰るね
(及川徹) 送ってくよ
女子寮ってどこにあるの?
(三島亜矢) まっすぐいったつきあたり
を右に行ったところだよ
(及川徹) おk
男の子と二人きりで夜道をあるくなんて
久しぶりだ
チラりと隣を見ると月に照らされた及川
君の整った顔があった
(及川徹) ん?どうしたの?
そんな俺がかっこいい?
(三島亜矢) いやそういうわけじゃ///
(及川徹) (なんかかわいい//)
ついたよ
(三島亜矢) 送ってくれてありがと
またね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。