第37話

#みちなが③(攻→長尾 受→道枝)
20,035
2022/04/01 21:29







(長尾)「喘いだらお仕置きやから。」





そう言ってにやっと笑い、


何の躊躇もなく通話ボタンをタップした。








(長尾)「もしもし…、、じょおくん…?」


(藤原)「なんなん、
その甘ったるい声…、、って謙杜?
    あれ、俺、みっちーにかけたよな?」


(長尾)「みっちー、今トイレ行ってて、、
    あ、、戻ってきた…、、みっちー電話…」


謎の一人芝居を始めた長尾は、そう言うと


耳からスマホを離し、俺に携帯を差し出してきた。



(道枝)「え、ちょ…、無理やって、、。」


(長尾)「出ろって。変に思われるやろ?」


(道枝)「で、でも…」


(長尾)「声出したらあかんで。」


そう言って俺の耳にスマホを押し当てた。



(藤原)「みっちー?」


(道枝)「じょおくん…、、はぁ、なんですか?、、」


(藤原)「何でそんな二人そろってえろい声やねん笑」


(道枝)「そんなこと…あっ…、ない、、」


(藤原)「みっちー、ほんまに大丈夫?」


(道枝)「大丈夫…、んっ…、はぁ…」


(長尾)「へぇ~、大丈夫なんや。」


そう言って光のない目で


俺を見下ろしてさらに激しく突いてきた。


(道枝)「あっ…、謙杜、、あかんって…」


(藤原)「みっちー、?、ほんまに何してんの?」


(道枝)「んっ…、ま、マッサージ…、、」


(藤原)「なぁ、ほんまに?
なんか…うん、また明日でええわ…。」



(西畑)「どうしたん、丈くん。」


すると電話の奥から大吾くんの声が聞こえてきた。


(藤原)「なんかみっちーも謙杜も変やねん。」


(西畑)「え~、ちょっと変わって。」


(藤原)「みっちー、大吾に変わんで。
    また明日用件は言うから。おやすみ~」


(西畑)「みっちー?、大吾やで。どしたん??」


(道枝)「だいごくん…、、」


(西畑)「…、、、あー。もしかして。
そういうことしてる感じ?笑
    なんでそんなことしてる最中に
電話出るんよ。笑」


大吾くんはすぐに察しがついたように


笑いながらそう言った。



(道枝)「謙杜が勝手に…、、んんっ…」


(西畑)「ふ~ん、良かったやんか、!
    カップル誕生やな。!!」


(道枝)「ああっん、、だいごくん、、
からかわんといてや…」


(西畑)「そんな甘ったるい声で
俺の名前呼ばんといてや笑
    なんかめっちゃ気持ち悪いねんけど…笑
    じゃ!楽しんでや~」


そう言って電話は切られた。




(道枝)「ちょ…、謙杜…。」


(長尾)「ん~?」


(道枝)「ほんまにあかんって…。」


(長尾)「なにが~??」


そう言ってにこにこしながら


弱いところをずっと突いてきている。


(道枝)「わかってるやろ…。」と


少し怒ったように言うと、


(長尾)「そろそろ限界やから一緒のイこな。」と


言って何事も無かったように


さらに激しく腰を振りはじめた。


(道枝)「ちょ…、奥っ…、」


(長尾)「うんうん、奥好きやな…、」


(道枝)「ちゃうって…、、んんっ…」


(長尾)「あっ…、ちょ…、
今締めたらあかんって…、イクっ…」


そう言って謙杜は自分のモノを出し、


数回擦って


俺のお腹に液を出した。



(長尾)「はい、終わり。寝よか、」


(道枝)「きもち…よかった…。」


(長尾)「そっか…。」


そう呟いて俺の頭をわしゃわしゃっと撫でた。






後処理を終えたベットに二人で横になる。


(道枝)「なぁ、」


(長尾)「ん?」


(道枝)「俺も…、、謙杜のこと…
好きって言ってら困る?」


(長尾)「なに言うてんの?、
嬉しいに決まってるやん。
    ていうか、気づいてたし…笑」


(道枝)「え!?、えっとー、いつから?!」


(長尾)「わからへんけど、結構前?笑」


(道枝)「ま、まじか…、」


(長尾)「みっちー、わかりやすいねんもん。」


(道枝)「長尾はいつから俺のこと好きなん?…、、」


(長尾)「謙杜ちゃうの?」


(道枝)「あ、、謙杜は…?」


(長尾)「…、、秘密。」


(道枝)「俺のこと興味ないって思ってた…。」


(長尾)「俺一応、みっちーのこと考えながら
抜いてんねんけど。」


(道枝)「は?!…、、え??!」


(長尾)「それぐらい好きってことやで。」


(道枝)「…、、、じゃあさ、、
付き合ってくれるん?…」


(長尾)「両思いってわかってて
付き合わへん人っておるん?」



そう言ってほっぺに唇を落とされ、


(長尾)「俺以外見たらあかんで。」と


耳元でささやかれた。



(長尾)「あー、やっぱ無理。耐えられへんわ…。」


(道枝)「ちょ、、謙杜、、あっ…、、」




この後、二回戦、三回戦と続き、


次の日の朝、東京駅での


マネさんとの待ち合わせに遅れたのは


2人だけの秘密。











ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♡2400越え ありがとうございます!


☆1100越え ありがとうございます!



今回短くてごめんなさい💦






プリ小説オーディオドラマ