(長尾)「高橋くん!、高橋くん!!」
うっすらと目を開けると、
寝ている俺を必死に起こす
謙杜の顔が目の前にあった。
(高橋)「ん~、?、どしたん、…、謙杜…」
そう言いながら起き上がると、
謙杜が携帯を片手にあたふたしている。
(長尾)「見て!もうこんな時間!
今日は久々のデートやったのに…」
しゅんと悲しい顔をして落ち込む謙杜。
謙杜が差し出してきた携帯のロック画面を見て
今の時刻が14時すぎだとわかる。
(長尾)「なんでこんなゆっくり寝ちゃったんやろ…、
今からでも間に合うかな?、
水族館。、、」
(高橋)「昨日も遅くまで
仕事やったから仕方ないって。
謙杜も疲れてるんちゃうん?」
(長尾)「だって…、久々のデートやから
楽しみにしてたんやもん。」
(高橋)「俺も気づかんで寝てたし。
水族館なんか
休みがあればいつでも行けるやん?」
(長尾)「でも…、、休みがないんやもん…。」
デビューしてから、
ありがたいことにスケジュールがパンパンで
予想以上に休みがなく、
デートも全然できていなかったのは事実。
楽しみにしてた気持ちもわかるけど、
今から行ってもなぁ…笑。と心の中で呟いた。
(高橋)「なぁ、お家デートはあかんの?
久しぶりにゆっくり
イチャイチャするのもいいんやない?」
(長尾)「イチャイチャはしたいけど…、、でも…」
(高橋)「はい決まり~!
今日はゆっくりイチャイチャの日でーす。」
やや強引にそう決めて、
俺はまたベットに寝転んだ。
謙杜はまだ納得いっていない様子で
(長尾)「何で目覚ましに気づかんかってん、俺。」と
携帯に向かって愚痴を呟いている。
(高橋)「携帯にぐちぐち言うても
何にも変わらへんって笑
ほら。早くイチャイチャしようや。」
そう言ってグイっと謙杜の腕を引っ張り、
俺の腕の中に連れ込んだ。
謙杜は恥ずかしそうにはにかんで
(長尾)「高橋くん、ええ匂いする。」と呟いた。
(高橋)「前に謙杜が好きって言うてた
香水つけてるもん。」
(長尾)「え!!めっちゃ、うれしい…、!」
(高橋)「謙杜が喜ぶことやったら
俺、なんでもするで。」
(長尾)「ほんま?」
(高橋)「当たり前やん。」
(長尾)「じゃあ…、ちゅーしてほしい。」
(高橋)「そんなかわいいこと言うん?笑
俺以外に言うたらあかんで?」
そう言って謙杜の唇に優しくキスを落とす。
(長尾)「もっと…、、。」
じっと目を見つめられて、こんなん言われたら
惚れ直す以外ないやろ…。
そう思いながら何度も何度も口づけを交わす。
(長尾)「んふふふ…、、幸せやぁ~!」
(高橋)「大好きやで。謙杜。」
(長尾)「俺の方が好きやって。」
(高橋)「愛してんで。」
(長尾)「俺もめちゃくちゃ愛してるよ。」
(高橋)「好いとーよ。」
(長尾)「愛しとーよ。」
(高橋)「関西ちゃうやん笑」
(長尾)「高橋くんもやん。」
(高橋)「でも博多弁ってきゅんってこーへん?」
(長尾)「めっちゃ分かる。かわいいなって思う。」
(高橋)「りゅちぇも言うてたやんな。」
(長尾)「何で今流星くんの名前出すんよ。」
(高橋)「ごめんごめん、
あ!、謙杜も言うてたやん、
自粛中のISLANDTVで。」
(長尾)「なにわにQやろ?、懐かしいな。」
(高橋)「なにわとおやすみもあったな。」
(長尾)「あれ笑、大橋くんがやらかしたやつ笑」
(高橋)「康二くんに罪を擦り付けたやつね笑」
(長尾)「あれ、ほんまに
こっちが恥ずかしくなったわ笑」
(高橋)「え、、どしたん謙杜…」
(長尾)「え、なになに、、」
(高橋)「え、おやすみのちゅーは~?って?」
(長尾)「完全再現せんでええねん笑」
(高橋)「はい、目つぶって。」
(長尾)「まだやるん?笑」
(高橋)「つぶって。」
(長尾)「はいはい、つぶりました。」
(高橋)「んふふふ…笑
待ってる時の顔、めっちゃかわええな。」
(長尾)「え、笑、そんなんあったっけ?笑」
(高橋)「なぁ、、ちゅーだけでいいの?」
(長尾)「、、、っ…、、やだ…。」
(高橋)「じゃあ、続きしよか。」
(長尾)「高橋くん…、、
こんな真昼間からあかんって…」
(高橋)「え、何言うてんの?
イチャイチャの続きやん。」
(長尾)「なんや…、、そういうことか…」
(高橋)「なに?笑、期待してたん?笑、、」
(長尾)「いや、、別にしてないけど…」
(高橋)「さっき、ちゅーだけじゃ
嫌って言うてたやんな。
なぁ、何されたいん?」
(長尾)「いっぱい…、、触ってほしい。」
(高橋)「触るだけでええの?」
(長尾)「き、気持ちよくして…っ…。、」
(高橋)「でも真昼間からあかんって
さっき言うてたやん笑」
(長尾)「その気にさせたんは高橋くんやん…」
(高橋)「まだ明るいから全部丸見えやで?」
(長尾)「もう…、いいから来て…、、!」
涙目でそうせがんでくる謙杜に俺は唇を落とした。
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一日遅くなってしまってごめんなさい😭💦
♡2700越え ありがとうございます!
今回は大橋くんのなにわとおやすみを
見たことない方には
分かりにくい内容かと思いますので
もし見たことない方がいらっしゃいましたら、
見てみてください!
(多分あんまりいらっしゃらないと思いますが💦笑)
大橋くんのなにわとおやすみは
いつもより更新が遅くて、
Wi-Fiの調子が悪いのかと思い、
自分の部屋から、リビングに行って
リビングのWi-Fiの近くで
アップされるのを待ってたんですけど
投稿された途端、サーバーが落ちて
しばらくつながらなくて
Twitterをのぞいたら、即トレンド入りしてて
早く見たいって思って頑張って更新して
やっとつながった!って思って
そのままリビングの
親の目の前で大音量で見てしまった私は
死にたかったし消えたかったです💦
急いで部屋に駆けこんで
大橋担のお友達と夜中まで
電話したのが懐かしいです😊
次の日ネットニュースになってたのも
めちゃくちゃ笑った記憶があります笑
今から見られる方がいらっしゃったら、
イヤホン必須ですし、
親の前で見ると本当に気まずいので
部屋で一人で見るようにしましょう!
今日オタ友と電話してる最中に、
なにわとおやすみの話が出てきたので
懐かしくて書いちゃいました😊
今回は私の死にたかったエピソードも
一緒にお届けしました笑
きっと私と同じような経験をされた方も
多いのではないでしょうか?
あんな内容が来るなんて思いませんもんね笑
みなさんも何かエピソードがあったら
教えてください😊
「いつも読んでくださる方への大切なお知らせ」
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お気に入り登録してくださってる方
楽しみに待っててくださる方
本当にありがとうございます!
新学期が始まり、
とてつもなく忙しい日々が始まりました。
それに加えてパソコンの調子が悪く、
小説が書けない日々が続きまして…😵💫
その影響で書きだめが
もう無くなってしまいました😭
なので投稿頻度を
さらに減らさせて頂こうと思います。
2週間に1度の土曜日に
投稿頻度を変更させて頂こうと思います。
パソコンが直ったり、長期休みに入れば、
また週一に戻そうと思うので
2週間に一度の投稿頻度で
気長に待っていただければと思います!
辞めたりはしないので
ご安心ください😌
今後ともはたむろをよろしくお願いします🙇♂️
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。