綴さんに、呼び出された。
実は、私、上原くんと付き合うことになったの♪
え…?
私が告白したら、OKしてくれたの!
悠希は、こういうタイプの女子が嫌い。
普通ならOKするはずない。
…良かったね
私は、精一杯の笑顔で笑った。
叶~
家に着いて、ほどなくして悠希が来た。
…何?
私は、何となく悠希の顔が見れなかった。
…綴から聞いた?
…うん
おめでと
…俺、どうすればいいんだ
…え?
悠希の声は、珍しく弱々しかった。
…やっぱりなんでもない
そう言って、悠希が顔を伏せる。
悠希がこうする時は、私に隠し事をしている時だ。
…綴さんに何か言われたの?
…違う
…悠希、ああいうタイプの女子苦手でしょ
別にそんなことない
…私に言えないってことは、私が関係してるの?
…何の話
誤魔化しても無駄
小さい頃から一緒にいるんだから、なんでも分かるよ
…っ、もう放っておいてよ!
放っておけない!大事な幼馴染みだもん!
そういうのがうざいんだよ!
「うざい」…悠希が私に対して初めて言ったことだった。
…分かった、これ以上聞かない。
だから、早く出てって!
ああ!もちろん言われなくても出てくよ!
二度と家に来ないで!
バンッと激しい音が家中に鳴り響いた。
私と悠希の初めての喧嘩だった。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。