ここにタクラくんが来て1年くらい。特に何事もなく過ごしてきました!
ときどきクマとか来たけど!!
タクラくんも結構慣れてきて今ではこんな風に寝坊もします!
寝ぼけタクラくんはかわいい。子供みたいだ。
300歳くらいではあるけどね!
なんて言ってタクラくんはふらふらと朝ごはんのある方へ歩いて行ってしまった。
途端に足元に激痛が走った。
見るとそこには大量の花。まだ激痛を催している。
タクラくんに心配させないように必死に耐える。
しばらくすると治ると思っていたが治る気配がない。
痛みを出している間もずっと花は広がっていく。
遅かったからかタクラくんがきちゃった。
すぐにおかしい様子に気付き広がっていく花をその辺にあった布で押さえつけてくれた。
めっちゃ痛い……
でも押さえてくれてたら痛みはほとんど感じなくなった。
お花は広がったけどね
ぎゅ
怯えた小さい子供のようにそう言われた。
私が死ぬまであと1日
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。