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2021/07/04

第27話

タクラと蓮華(最終話)
蓮華
蓮華
っ…!?っふー…うぅ゛……
夜だから声を抑えるようにはしているが花の生えた部分が痛い。
下半身はほとんど花に侵されてしまっていた。
蓮華
蓮華
ぐぅ……タクラくん゛……
タクラ
タクラ
っ!?
名前を一度読んだだけでおこしてしまった。少し申し訳ない。
タクラ
タクラ
と、どうしたんじゃ、…!?
蓮華
蓮華
痛い…っ
タクラ
タクラ
っ…!
タクラくんは立ち上がって布か何かを取りに行こうとしたが止めた。
タクラ
タクラ
…え、
蓮華
蓮華
もういいよ
不思議ともう痛みは感じなかった。
タクラ
タクラ
でも…、あ…だめ……
上半身もほとんど埋め尽くした花を見てタクラくんはおろおろしている。
可愛いな。好きだな。
蓮華
蓮華
タクラくん。好きだよ。好き。……っ






……あぁ、
蓮華
蓮華
死にたく……ない…っ…
タクラ
タクラ
れんげ…っ
タクラくんは私に近づいて……




キスをしてくれた。
蓮華
蓮華
タクラくん…、ありがと…っ、大好き…
タクラ
タクラ
ずっと一緒…ずっと一緒、だよ…っ
そして私の体は花に埋め尽くされ……
顔にかかる前に止まった。タクラくんが止めてくれた。
タクラ
タクラ
ずっと、見てるから……ずっと、一緒にいるからね…っ
そう言って止めてくれた。
タクラくんは優しいなぁ……
そして優しく抱き上げて石の箱棺桶に入れてくれた。
蓮華
蓮華
だ…い…すき…
もう何も悔いは無かった。昔の辛かった事なんてもうどうでもよかった。
私は今幸せだ。幸せで埋め尽くされている。
この体に生える花は「幸せ」で私に「死」を代償に幸せを届けてくれたのかもしれない。
蓮華
蓮華
(…そう考えたら…私は幸せ者だなぁ……)
タクラくんと離れることになった。だからこの花は嫌い。
でもこの花はタクラくんに出会わせてくれた。
だから私はこの花を憎みつつも愛している。
蓮華
蓮華
(……私みたいに幸せになれる人が、もっと増えて行きますように……)

タクラくん。













大好き「だった」よ。
蓮華
蓮華
………