第9話

戦い方
1,562
2021/02/16 10:39
あなた視点


あなた「皆!!!?」


まずい!相澤先生も私も周りのヴィランのせいで対応出来ない!!!


ヴィラン「オラッ!よそ見かよ!!」


あなた「クッ!!!??」


本来だったら、身体能力を最大まで強化してオールマイトみたいに風圧とかで一掃出来るけど、今は相澤先生がいる…


それに身体能力を最大まで強化したとしても、体がもたず何も出来なくなるかもしれない…


ヴィランはここだけじゃ無さそうだし、そんなリスクの高いことは出来ない…!


からと言って、このまま1人1人やっていたら、私と相澤先生の体力が続かない…


そんなことを考えていたら、1人のヴィランがすごい速さでナイフを私の脇腹に刺してきた…


あなた「ガハッッ!!!??」


瞬発に長けた個性なのか、判断が遅れてしまった…


相澤先生「神崎!!?」


あなた「クソッ…」


まずいな、太い血管に刺さったみたい…


血が次々と流れてくる…


相澤先生「離脱しろ!!!!」


あなた「ッ……あんまりこっちの能力は使いたくないんだけどな…」


この能力を使う際は片目が赤くなる…


血のように赤黒く…


あなた「止血…!」


一瞬で血が止まった…


ヴィラン「なんだ…?こいつ、いきなり目の色が変わりやがった…!」


ヴィラン「気色悪ぃな…」


うるさい…そう言われるのが嫌だったのに…


相澤先生「神崎!早く離脱しろ!」


あなた「先生!もう大丈夫です…!止血したので…」


相澤先生「止血したって…」


相澤先生「お前!?目が…!?」


あなた「先生ご心配なく!私の個性の一部です…詳しいことはここを乗り切ってから説明します…!!!」


相澤先生「わかった…」


そう言って私達は背中を合わせて、ヴィラン達に向かって行った


ヴィラン「今度はなんだ?構えてこないぞ…!」


私は今棒立ちしている


ヴィラン「今更恐怖してるのか?もう遅いぜ笑」


一斉に攻撃を仕掛けてきた…


あなた「バカだね笑、゛戦い方゛を変えたんだよ」


その瞬間、足だけを強化して相手の体に触れた…


ヴィラン「速い!!??だが、攻撃はされていない…」


さっきまでは足だけじゃなくて、攻撃するために腕も強化していたから、こんなにスピードは出なかったけど…


もう腕を強化して攻撃する必要が無い…


相手の体に゛触れる゛だけでいい


ヴィラン「所詮は子供か笑」


完全に油断している…


私は腕を思いっきり上に上げた…


その瞬間、さっき触れたヴィランから、大きくて赤黒い球体の様なものが出てきた


そして、そのヴィランは倒れた…


ヴィラン「どういう事?!!!」


あなた「この人の血を大量に吸い取ったの」


あなた「で、貧血を起こして気絶してるってわけ」


血液を操る能力は、相手の体に触れることでその人の血を操れる…


体の外に出ている血は自由自在に操れる


自分自身の血も自由自在!


私はヴィランから吸い取った血を、剣や鎌などの色々な武器に変形させた


時には距離を保って武器で攻撃し、時には足を強化し、さっきのように体に触れ血を吸い取り気絶させる…


徐々に数が減ってきた…


色々な場所から戦っている音が聞こえる…


あの時の黒いモヤは皆を分散させたみたい…


きっと皆なら大丈夫だ!


今は目の前のヴィランに集中しよう!


その時の私は油断していた…


明らかにヤバそうなやつらが野放しになっている…


この状況で何もしない訳がない…


相澤先生「神崎!!!後ろッ!!!!!」


あなた「…えッ?」


--------キリトリ線--------

果たしてこれは戦闘シーンなのだろうか…•́ω•̀)?

書くことない!次回も読んでくださると嬉しいです!

プリ小説オーディオドラマ