あなた視点
あなた「皆!!!?」
まずい!相澤先生も私も周りのヴィランのせいで対応出来ない!!!
ヴィラン「オラッ!よそ見かよ!!」
あなた「クッ!!!??」
本来だったら、身体能力を最大まで強化してオールマイトみたいに風圧とかで一掃出来るけど、今は相澤先生がいる…
それに身体能力を最大まで強化したとしても、体がもたず何も出来なくなるかもしれない…
ヴィランはここだけじゃ無さそうだし、そんなリスクの高いことは出来ない…!
からと言って、このまま1人1人やっていたら、私と相澤先生の体力が続かない…
そんなことを考えていたら、1人のヴィランがすごい速さでナイフを私の脇腹に刺してきた…
あなた「ガハッッ!!!??」
瞬発に長けた個性なのか、判断が遅れてしまった…
相澤先生「神崎!!?」
あなた「クソッ…」
まずいな、太い血管に刺さったみたい…
血が次々と流れてくる…
相澤先生「離脱しろ!!!!」
あなた「ッ……あんまりこっちの能力は使いたくないんだけどな…」
この能力を使う際は片目が赤くなる…
血のように赤黒く…
あなた「止血…!」
一瞬で血が止まった…
ヴィラン「なんだ…?こいつ、いきなり目の色が変わりやがった…!」
ヴィラン「気色悪ぃな…」
うるさい…そう言われるのが嫌だったのに…
相澤先生「神崎!早く離脱しろ!」
あなた「先生!もう大丈夫です…!止血したので…」
相澤先生「止血したって…」
相澤先生「お前!?目が…!?」
あなた「先生ご心配なく!私の個性の一部です…詳しいことはここを乗り切ってから説明します…!!!」
相澤先生「わかった…」
そう言って私達は背中を合わせて、ヴィラン達に向かって行った
ヴィラン「今度はなんだ?構えてこないぞ…!」
私は今棒立ちしている
ヴィラン「今更恐怖してるのか?もう遅いぜ笑」
一斉に攻撃を仕掛けてきた…
あなた「バカだね笑、゛戦い方゛を変えたんだよ」
その瞬間、足だけを強化して相手の体に触れた…
ヴィラン「速い!!??だが、攻撃はされていない…」
さっきまでは足だけじゃなくて、攻撃するために腕も強化していたから、こんなにスピードは出なかったけど…
もう腕を強化して攻撃する必要が無い…
相手の体に゛触れる゛だけでいい
ヴィラン「所詮は子供か笑」
完全に油断している…
私は腕を思いっきり上に上げた…
その瞬間、さっき触れたヴィランから、大きくて赤黒い球体の様なものが出てきた
そして、そのヴィランは倒れた…
ヴィラン「どういう事?!!!」
あなた「この人の血を大量に吸い取ったの」
あなた「で、貧血を起こして気絶してるってわけ」
血液を操る能力は、相手の体に触れることでその人の血を操れる…
体の外に出ている血は自由自在に操れる
自分自身の血も自由自在!
私はヴィランから吸い取った血を、剣や鎌などの色々な武器に変形させた
時には距離を保って武器で攻撃し、時には足を強化し、さっきのように体に触れ血を吸い取り気絶させる…
徐々に数が減ってきた…
色々な場所から戦っている音が聞こえる…
あの時の黒いモヤは皆を分散させたみたい…
きっと皆なら大丈夫だ!
今は目の前のヴィランに集中しよう!
その時の私は油断していた…
明らかにヤバそうなやつらが野放しになっている…
この状況で何もしない訳がない…
相澤先生「神崎!!!後ろッ!!!!!」
あなた「…えッ?」
--------キリトリ線--------
果たしてこれは戦闘シーンなのだろうか…•́ω•̀)?
書くことない!次回も読んでくださると嬉しいです!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。