第10話

恐怖の駅
306
2018/03/09 07:23
高校生の頃。
私は弱くていじめられていた。
神崎舞葉(かんざきまいは)
ねぇあなたちゃん。
あなた

えっ

神崎舞葉(かんざきまいは)
パパとぉ、ママッ。いないんでしょ?
あなた

そっそうですけど。

神崎舞葉(かんざきまいは)
...そんな奴がさぁ。
神崎舞葉(かんざきまいは)
調子乗ってんじゃねぇよ。
あなた

⁉︎

神崎舞葉(かんざきまいは)
ふふっ...なんでそんな怖がった顔してるの?
あなた

えっ...あの...

神崎舞葉(かんざきまいは)
き〜も〜い〜。
神崎舞葉(かんざきまいは)
まってまって!こんなキモい子この学校にいたんだぁ。
あなた

...。

神崎舞葉(かんざきまいは)
奈緒ちゃん、愛海ちゃん。
好きなことしていいからね。
奈緒
おけー。
私はそのまま、空き教室に入れられ、カバンから財布を出し、ずっと貯めてきたお金を取り、椅子に縛り付け、頭から掃除に使った水をかけられた。
あなた

っ...。

何もできない自分が嫌で憎くて、そしてあいつらに何もし返せなくて悔しかった。
愛海
ねぇ奈緒。これ使う?
奈緒
うん。もちろん。
あいつらが持っていたのはハサミ。
私の制服のいろんなところを切った。
ブレザーの袖、襟。
リボン、シャツは少しずついろんなところを切った。スカートはビリビリに切り、立てば脱げてしましそうだった。

翌日。男子が部活で使うものを取りに来た。
男子1
えっ⁉︎
男子2
どうしたの⁇
男子1
あれって1組のやつだよな⁇
男子2
ちょっお前平気⁇
あなた

...。先生を呼んでください。

男子1
あっうん。
あなた

なるべく女性の。

その後学校の問題かなったが、怖くて誰がやったか言えなかった。

今度こそ......負けない。

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