第2話

初デート。
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2019/01/05 10:12
「今日はどこ行かれるんですか?」

私は少し気になって聞いてみた。

『今日はなぁ、ちょっとええ所♪』

ついて行くと、水族館についた。

「水族館ですか?」

『なんや、嫌やった?』

「いや、嬉しいです!」

と水族館の中に入り、

「見てください!ペンギンさん!可愛いですよね♪」

『ペンギンさんって…//』

「あ、すみません!」

『大丈夫や、大丈夫(笑)』

私達はイルカショー、アシカショーなどたくさんの動物や魚に触れ合った。

なんとなくデートの雰囲気は掴めた…。

「今日は、ありがとうございました!」

『いいえ、あ、そうや、これ…"ペンギンさん"のストラップ♪』

と丸山さんは私にくれた。

「お金、お金払います!」

『なんでやねん!(笑)プレゼントや♪あ、後なこの"レンタル彼氏"にはオプションというものがあるんや、』

「オプションですか?」

『そそ、
1.手を繋ぐ
2.抱きしめる
3.キスする
4.エッチをする
5.全部
これら5つや、付けたい時に言うてや??』

「え…あ、、はい///」

『そんな突然言われても!って顔してんで?笑』

「あ!すみません、でも、私、そーゆーの全く分からなくて…」

『なんや、あなたちゃんは彼氏できた事ないんか?』

「えっと、、恥ずかしながら…」

『わかった、今日はサービスやな♪』

と突然バサッと抱きしめられた。

「丸山さん!?」

『暖かいやろ?人の胸は…』

「…、、、はい。」
何も言い返せなかった…。

きっと丸山さんにはわかったのだろう…。
人に優しくされるのが慣れてないことを…。

別れ際に、

『あ、ひとつ…俺の事好きになったらアカンからね、』

「わ、分かりました、好きになりません。」

『好きになったら即終了やから、これだけは守ってや?』

「は、はい、き、今日はありがとうございました!!」

そして、初めてのデートは終わった。

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