任務が終わって事務所に戻るとそこには一緒に働いてる安田章大がいた。
【お疲れ!なんや、そんな顔して、嫌なことでもあったんか?】
『お疲れ、、嫌な事ではないで、ただ…』
【いかんよ、恋したら…】
『え?章ちゃん?』
【顔見たら分かるから!!】
『してへんもん、してへ【いや、してるな!】
『…、、』
【んで、相手はどんな子なんや…】
『え、、聞いてくれるの?』
【一応な!!】
『とりあえず、ええ子や…。』
【なんやそれ!ハッキリわからんやん!!】
俺はわかってた。彼女がどんな子なのか…。
あと2日でサヨナラや…、、どうやって振り向かせるか…。
【あかんで、、好きになったら…】
『んっ…、、』
【しゃーないやんか、、いかんものはいかん!】
俺は覚悟を決めていた。
『しょーちゃん、だったら、、』
俺は章ちゃんにあることを言った。
【お前、本気なんか…】
彼のびっくりした顔が俺にはとても印象的に残った。
そして、次の日になった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。