第20話

俺の初恋は兄だった#3💛💗
5,796
2021/05/08 17:10
(💛side)


幼い時、大介は人見知りで
友達が居なくて外で遊ばず
ずっと家で遊んでた、


そんな大介が心配で良く
家で2人で遊んでいる時



大「僕大きくなったらお兄ちゃんと結婚する!」


そう言ってニコッと俺に笑いかけた



外に行かないから肌は透き通るくらい真っ白で、


俺以外の人は全く受け付けず
俺だけを信じていた大介、



『お兄ちゃんと結婚?』


大「うん!大ちゃんはお兄ちゃんが大好き!」



何も知らない純粋で綺麗な心、
俺が汚しちゃダメだって分かってたのに…



大介に近づき優しくキスをした



俺も…大ちゃんと結婚したいな、



なんて心で思いながら…、



ゆっくり唇を離すと顔を真っ赤にする大介が居て



そんな大介が可愛くって自分の思いを止めることが出来ず


まだ、幼い綺麗な大介に
俺は深い深いキスをした



大「んっ、はぁ…んっ、んっ」


キスしただけで顔を赤く染めて
息の仕方も分からずに苦しそうにしてる


『大ちゃん?鼻で息出来てる?』


俺がそう優しく言いうと
恥ずかしそうにコクんと頷いた
そして、俺たちはまた深い深いキスをした



そんな話は俺達がまだ
幼稚園くらいの時だった、





大介?
俺達が兄弟じゃ無かったら一緒に居れたかな?




大「ひかるぅ!」


大介と俺は高校生になった、
今だに大介は俺にべったりで俺も
大介が好きで離れたくなかった、



そんなある日…



大「ひか、る、すき…、」


大介の部屋に入ろうとした時
大介は俺の写真を見ながらそう言って
綺麗な涙を流していた






.

プリ小説オーディオドラマ