(🖤side)



『翔太くん？遅かったね、お疲れ様』


玄関に駆け寄ってそう言うと



翔「あれ？蓮…起きてたんだ、」



そう言って悲しそうに笑う翔太くん



ねぇ、今俺の事"蓮"って呼んだ？



『…翔太くん？何かあった？』



翔太くんに近づき両手で頬を包み込み
目が合うようにゆっくり顔を上げる



翔「蓮…、」



俺の顔を見ながら翔太くんの目に溜めていた
涙がポロポロ流れていく



翔太くんが俺の事"蓮"と呼ぶ時は
俺に助けて欲しい時だよね？




『リビングに行こう？おいで？』



翔太くんの手を握りゆっくりリビングに行き
2人でソファーに座る



下を向いて静かに涙を流す翔太くんの頭を
優しく撫でながら




『何かあった？』



優しくゆっくりそう聞くと
俺の手をギュッと握り



翔「…ドラマが、ッ無くなった…ッ」


『えっ…、』



ドラマの仕事が決まった時
翔太くんは凄く嬉しそうに俺に
話して来たことを昨日のように思い出す



ずっとずっと出たいって言ってたドラマに
主演として抜擢された翔太くんは
本当に嬉しそうで俺まで嬉しかった



『どう、して？』


翔「…週刊誌が出て、」


翔「相手役変えるって言われた…、」


『でも！あの女の人と関係持ってないじゃん！』


バッと立って言う俺に
ボロボロ涙を流しながら俺を見る



翔「ッ蓮は…ッ、しん、じてッくれる？」


『信じるよ、信じるに決まってるでしょ？』



そう言って小さく震える翔太くんの体を
ギュッと抱きしめる



だって翔太くんは
俺にしか甘えられなくて、
冷たいように見えて寂しがり屋で
俺しか見てない翔太くんでしょ？




『俺が翔太くんのこと守ってあげる、』



どうやって？って思うでしょ、




でもね、俺は翔太くんの為だったら
何だって出来るんだよ、




俺の大切な翔太くんを気づけた
その女を俺は絶対に許さない。




.


〜END〜


一旦お話終わらせて頂きます！
皆さんのお声で続きを書くかもしれないです😰



めめなべLove💕✨さん
リクエストありがとうございました！
学生もののストーリーが少なくなって
しまい申し訳ございません( > <。)‪‪💦‬

また感想お聞き出来ればと思います！


リクエストお待ちしております🎀!