あたしと、紫耀が一緒に帰ってる途中廉をみつけた
廉の表情は少し雲行きがかかっていた
そーいえば、廉は告白されていた
その場面をみたっだなんて言えないけど……
廉から告白されておいて、『よかったじゃん♪』ってどんな最低なやつなんだろ……あたしは……
_ごめんね__
廉。
あなたの気持ちは凄く嬉しい
嬉しかったよ……。嘘偽りなく
だけどごめんね_
あたしやっぱり紫耀がすき。
どんどん好きになるの……止められないくらいに……飽きられられないよ
あたしは一体どんな顔をしていたのだろうか?
廉が、、優しい笑顔をみせる
その笑顔は、悲しくなるくらい綺麗だった
そうしてあたしは、舞の様子が気になって舞を探した
本当に自分でも、自分が降った男に振られた女の行き場を聞くなんてあたしは、どーかしてる
ねぇ、廉
どうしてこんなにも残酷で酷いあたしを好きになったの?
答えを知りたい……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。