第14話

記憶喪失でもう一度やり直す恋②🐍
1,362
2022/05/01 14:35
どれほど歩いただろうか





段々と人気の無くなっていく廊下





前を歩く女子がクスクスと笑い始めた





突然笑ったかと思えば階段を上がり終えたところで足を止めた
(なまえ)
あなた
こんな人気のない所まで連れてきて私に何がしたいわけ?
MOB
B「あんたさ〜ドラコと付き合ってるって聞いたんだけど…さっさと別れてくれない?」
突然何を言うのかと思ったがそんな事か
(なまえ)
あなた
ハァ……あんたらに言われて別れるとでも?
MOB
C「私達に偉そうな態度取るつもりならこっちも色々とさせてもらうけど…」
MOB
B「別れないのなら良いわ…モブミ様……こいつのこと痛めつけてやってください」
MOB
A「えぇ勿論そのつもりで呼んだんだもの」
そうしてモブミAが私に近づき私の肩を思いっきり押した
私のすぐ後ろが階段だったため私は転げ落ちた
私は身体中を階段の角にぶつけまくった
(なまえ)
あなた
………
最後の一段まで転げ落ちた時床に思いっきり頭をぶつけた
目の前が段々と真っ暗になっていく
(なまえ)
あなた
(あぁ…私死んじゃうのかな…)
(なまえ)
あなた
(最後にもう一度だけ…ドラコと話したかった…な)
そうして私はそこで意識を失った











































(なまえ)
あなた
んッ……
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あなた……お願い…早く起きて…
目の前には涙を流しながら私の名前を呼ぶ女子が居た
(なまえ)
あなた
ッ……
私は体を起こした
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あなた……!?起きたのね!良かった!
その子は突然私に抱きついてきた
(なまえ)
あなた
……誰…気安く触れないで
私はその子から思いっきり離れた
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
…何言ってるのよあなた
冗談は辞めて?私は貴方の親友のパンジー・パーキンソンよ?
ポンプリー「あなたの名字さん起きたようですね」
(なまえ)
あなた
貴方は誰?…なんで私の名前を知っているの?ここは……一体どこなの?
私は混乱状態だった
その状態をもっと混乱させる事態が起こった
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
おいあなたが起きたと聞いたぞ
あなた…!
ドアを思いっきり開けホワイト・ブロンドの子が入って来た
ポンプリー「マルフォイ!ここは医務室です静かにしてください」
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
うるさい!誰がこんな事をした
あなた…言ってくれ…
(なまえ)
あなた
うるさい…頭が痛くなる……大体貴方の事知らないのになんで呼び捨てで呼ばれないといけないわけ?
それに命令形で話すの辞めて
イライラする…
私はホワイト・ブロンドの子に嫌味を言った
するとその子は目を丸くした
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
お前…本当にあなたか?
(なまえ)
あなた
ハァ……私じゃなかったら一体誰になるのよ…
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
先生…どういう事だ!
なんでこいつは…ッ
俺の事を覚えてないんだ!
ポンプリー「きっと記憶喪失でしょう…頭から血を大量に流していたのですから…」
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
私は貴方の親友のパンジー・パーキンソンよ!
寮は同じで部屋も同じ
(なまえ)
あなた
そう…よろしくパーキンソンさん
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……俺は…お前の友達のドラコ・マルフォイだ
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
は?ちょっとドラコ…どういうつもり?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
話を合わせろバカ
(なまえ)
あなた
そう…よろしくマルフォイ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
………これからは俺と行動しよう
(なまえ)
あなた
何故?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…またこんな事が起きるのは嫌だからだ
俺はお前にこんな事をした奴らを探し出す
と言ったあとマルフォイは私の頭を撫でてきた
(なまえ)
あなた
なッ……//
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
フッ……強気な癖にすぐ照れるのは変わってないな
マルフォイがボソボソと何かを言い始めたが私には全く聞こえなかった
何を言ったのか聞き返してもマルフォイはニコッと笑うだけで何も言わない
だが撫でられた時少しマルフォイにドキッとしてしまった
(なまえ)
あなた
……………?

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