続きはまだありません
お気に入り登録をすると
最新話の更新通知を受け取ることができます。
そう言って光るものを見せてくれた。
それは私が作ってテテにあげたはずの首輪で、
どこにも売ってないはず。
そう言ってしょんぼりしている。
そんなことって………
そんな、こと…………
お姉さんが大きな声で叫んだ。
家中に響いた。
お姉さん、困ってるな………。
でも、僕も困ってる。
僕ね、びっくりしちゃうと動けないの。
テテ(?)に話しかけるけど動かない。
そ、そんなこと言われても……。
そう思ったけど、
確かテテもびっくりすると動かなくなったっけ?
確か………。
テテ?の頭を撫でてみる。
もし、もし本当にテテだったら。
落ち着いてくれると思う。
やっぱりにゃって言ってる。
あ、テテっぽい。
どうやら私は、この非現実的な
ミラクルファンタジーな出来事を
信じるしかないようで。
next→→
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。