第35話

異変解決
3,231
2022/12/18 06:11
魂魄妖夢
魂魄妖夢
あなたここだね。






彼の母親が教えてくれた学校へと道中何もなく無事に着くことができた
しかし私達がついた時その学校には黒色の結界?に似たものが張られていた

















でもこれ






(なまえ)
あなた
そうね。
、、、、これは結界?
魂魄妖夢
魂魄妖夢
そうみたいだけど












違和感を感じその結界に向けて腕を伸ばすと
スッと向こう側に通った








やっぱり結界としての役割果たしてないんじゃない?
そういう方面には詳しくないからよくわからないけど











魂魄妖夢
魂魄妖夢
普通に通れるんだよね
(なまえ)
あなた
何か制限らしきものがかかってるわね
、、、、、外からはでれるけど内からはでれないってところか







あなたが結界に数秒を目を凝らしそういった

成程。結界ってそんなふうにもできるんだ。
いつも攻撃を防ぐか博麗大結界のように物事の境目を作るのかと二つしか知らなかったけれど何かしら制限を加えられるものなのね知らなかった












(なまえ)
あなた
一応何とかはできるけど少し時間がかかりそうよ
どっちみち黒幕を倒せば変わらないけど
魂魄妖夢
魂魄妖夢
さすが。
一応とはいえ出れる手段があった方が気持ちが楽だからね
(なまえ)
あなた
そうね。
それじゃあ


















行きますか/行きましょう





































































真人
だから死ぬんだよ






真人は今まさに用済みとなった順平の肩に手を当て魂を変えようとしていた






































突如キンッという音が響いたと共に真人の体が吹き飛び横の壁にたたきつけられる
気配が一切しなかったため反応もできずに吹っ飛ばされ碌に受けも取れないまま壁へと叩きつけられた。
しかしものの数秒で立ち上がり今攻撃を仕掛けた人物のいる場所に視線を向けた























〜妖夢side〜





真人
は、一体何が、、、、
(なまえ)
あなた
逆位相をとってしまえば相手に気取られずに近づくなんて容易いことよ
魂魄妖夢
魂魄妖夢
あそこまで気づかれないなんて驚いたよ
(なまえ)
あなた
彼女の能力はとんでもないからね













良かった無事に間に合ったみたい
あなたが能力を使ってくれたとはいえ
あの至近距離だとバレないかかなり不安だったけど一閃当てられて良かった

















真人
まさか魂を知覚してる奴がいるなんてな
(なまえ)
あなた
は?どういう、、
魂魄妖夢
魂魄妖夢
、、、、。
その言い方だと魂を知覚している人以外は攻撃が通らないのかな








成程ね
だとしたら私のほうが有利だね
一冥界の住人として手加減はしない





グッと手に力を込め直し刃を呪霊に向ける。
隣からは霊力が練っている様子が感じられあなたも戦闘態勢に入っていることがわかる






真人
(くっそ、魂をはっきり知覚してるのか身体の再生が遅い)
虎杖悠二
こないだの!
(なまえ)
あなた
あー、、、、
魂魄妖夢
魂魄妖夢
こんなとこにいるなんて、、、、、
とりあえず2人は戦える?
虎杖悠二
おう。
順平
はい。









戦闘経験の少なそうな人間か、、、
少し不安ではあるものの人数が多くなるのはありがたい。
足引っ張らないといいんだけど、、、。

















そう思っているとあなたも同じことを考えたのか呟いた
(なまえ)
あなた
まぁ、人数が多いに越したことはないか
魂魄妖夢
魂魄妖夢
あなたって、魂知覚できる?








それによって戦力は大きく変わる。
完全に出なくとも少しでも知覚できればいいんだけど













(なまえ)
あなた
もちろん魂の知覚はできるわよ
(なまえ)
あなた
でも、魂については妖夢の方が理解は深いでしょう?











知覚ができるという答えに安心する。
というか私のほうが分からなかったら可笑しいと思うけどね。流石に専門分野で劣る気はないし





  
 


魂魄妖夢
魂魄妖夢
私は冥界に住んでるんだよ? 
あまり舐めないでよね
(なまえ)
あなた
なめてないわよ。ま、この中でに3人も魂を知覚できるんだったら上出来でしょ
真人
、、、、相性最悪じゃないか
(なまえ)
あなた
それはよかった
魂魄妖夢
魂魄妖夢
それじゃあ異変解決といきますか










その言葉と共にあなたは軽く浮かび練っていた霊力を大量の弾幕に変え相手に放った


















(なまえ)
あなた
えぇ!















































妖夢side






キンキンキンという音が里桜高校の校庭に響き渡る



























魂魄妖夢
魂魄妖夢
くっ、なかなか倒せない













思ってたより厳しい、、、
先程から10分は戦ってるだろうか。
相手が自分の体の大きさを自由に変えられるのは結構強く、何度も攻撃を避けられてしまっている
先程あの呪霊から小さな子供のような呪霊が放たれ私達を追いかけてきた
私達と共に戦っていた人間の二人はそれを見て散り散りに逃げていった








どうしてか分からず首を傾げると呪霊からそいつらは元々人間だったと告げられた。しかし魂が分かる私としてはそんなことは当たり前にわかる
今思うと同情して攻撃を辞めると思っていたのかもしれない。けれど私達はこちらに向かってきた呪霊に向かい私は剣をあなたは霊力を叩きつけた。
殺さずに放置しといたらもっと悪化するというのにどうして殺さないのでしょう、、、。
と思うが私達は幻想の住人。外の世界の人間とは考え方が幾ばかちがう。今起こっているのは価値観の相違というものなのかもしれないな。自分の中でそう完結し再度目の前の呪霊と戦うため剣を構えた






  









(なまえ)
あなた
スペルカード発動 影符【スピア・ザ・グングニル】






はあっ!というかけ声とともに















あなたから真紅の槍が彼に向かい放たれる
その攻撃は視認するのは困難なほどの速度で真人の身体を抉る。
その攻撃を人間が使っても今のような速度にはならないだろう
このスペルカードの持ち主である吸血鬼や神であるあなただからこそできる力技だ
莫大な魔力と半端な妖怪じゃ太刀打ちできない力を持つ吸血鬼だからできる純粋な魔力を槍に変え相手へ放つ技。
それを霊力に変えたらどうなるかそれは必然だろう。
霊力は魔なるものを浄化する力を持っている。
いくら世界が変わり力が弱くなろうとそれは変わらない。

























真人
がっ













抉られた部分の体が元に戻らず消滅していきそうになっているのを呆然としてみる呪霊。
そのおかげで大きな隙ができた。
このチャンスを逃しはしない














(なまえ)
あなた
妖夢!
魂魄妖夢
魂魄妖夢
分かってる!
魂魄妖夢
魂魄妖夢
スペルカード発動 断命剣【冥想斬】










弾幕は展開しないで私の出せる全力で!






















魂魄妖夢
魂魄妖夢
ーっ



























自らの背より2周りほど大きくなった剣を握りしめ
相手に自分の全力をぶつけるためほんの一瞬呼吸を整える






















魂魄妖夢いざ参ります!

















魂魄妖夢
魂魄妖夢
はぁっ!















と私は相手に斬りかかった

























































しかし剣は空振りをし地面を思い切り削っただけだった







地面を削った所為で土埃が盛大に舞う
その影響で視界が一気に狭まる
















(なまえ)
あなた
ゲホッゲホッ、、
はあっ!











あなたの掛け声のような言葉が聞こえた瞬間周囲に風が吹き周りの砂が一掃された





















(なまえ)
あなた
っ!アイツは!?

















バッと周りを見渡すと排水溝の中に逃げようとする呪霊が見えた。
















(なまえ)
あなた
逃さないわ!
(なまえ)
あなた
村紗水蜜!水難事故!








その声が聞こえ私はあなたがやろうとしていることを理解する。
そして刀に手をかけ構える。
排水溝の中の水が一気に上へ向き吹き出した































あなたからのアイコンタクトが届く

トンっと地をかけ呪霊に向かい跳躍した
そして未だ水に飲まれている呪霊に刀を刺し周辺の空気と固定する





















(なまえ)
あなた
私の渾身のラストスペルその身に叩きつけてあげるわ
(なまえ)
あなた
ラストワード発動!!
















その宣言とともに周りの空気が歪みだす
今までの攻撃とは明らかに段違いの攻撃が放たれることが容易に想像できる。
呪霊も想像できたのか慌てたように逃げ出そうとするも不可能だ。そいつの周りには淡く光る御札が浮かんでいた。




私がこいつを空気に固定したときにあなたが投げたものだろう。
その御札のおかげでこいつは逃げることが叶わない。私も攻撃に巻き込まれては嫌なのでふわりと空に浮き当たらない程度の位置まで移動し足をつける





















それと同時にあなたのラストワードが宣言された




(なまえ)
あなた
【忘却されし神の宴】






































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