第42話

✩°̥࿐୨୧
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2021/11/26 09:34




どうしようっ…///



私まで顔真っ赤だよぉ〜//







あなた
  ちょ、ちょっと失礼します…//  







自分の真っ赤な顔が隠れるように、膝で立って低くなった私は、



大毅くんの後ろへと手を伸ばし、腰紐を回して前で縛った。











はっきり言って、めっちゃ近くて…//



だって、一瞬 抱きついてるみたいになっちゃって…//





だから、大毅くんに 私のドキドキが聞こえてしまうんじゃないかってくらいで…//










もう、目なんて合わせられないっ!///








あなた
  こ、ここに帯を巻くねっ//  
あなた
  そ、袖 // 、、 持っててもらえる?//  




まって…


帯、二種類あるじゃん…










生地が暗めの黒寄りのグレーだから…



この黄色味が強いのでもいいし…



こっちの薄いグレーでもオシャレだし…










シゲ
  あなたちゃん…?  
あなた
  え、、あ〜 ごめんっ、
どっちがいいのか迷っちゃって//
シゲ
  あぁ…  どっちやろな?w  
分からんな〜w
あなた
  あ、じゃぁ、鏡で比べてみて?  




大毅くんの横から、帯を当てがって比べっこ。



シゲ
  う〜ん??  
あなた
  そうだなぁ〜  
あなた
  大毅くんのいつものキャラなら、
黄色い方だし…
あなた
  ちょっとシックに決めるなら
この薄いグレーのほうかなぁ〜






鏡の中の大毅くんは、着物の せいか、いつもとは違って…



おもわず…



吸い込まれるように、見入ってしまう…








シゲ
  ほな、グレーのほうで!  





その、いつもの大毅くんらしい言い方で、


大毅くんを見つめてしまっていた私は、我に帰った!





あなた
  ぁ、//  、、 ぅ、ぅん、グレーね…  






どうしてだろう…




私… いつも気づくと大毅くんを見てる…














いつも遠くから見ていた。



"いいなぁ〜"なんて思いながら。







まやちゃんには、大毅くんは憧れの存在だと言った私は、







いつも…


自分を鍵のかかった中へと押し込めていて…







いつも…







いつも…







昔の出来事に苦しめられていて…









































本当だったら、、、


私が普通の女の子だったのなら…








どうなってたんだろう…









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