第41話

✩°̥࿐୨୧
105
2021/11/25 07:38


✩⃛ೄ



あなた母
  あなた〜 ちょっと来てくれな〜い?  
あなた
  あ、はぃ…  







しばらく、呆然としていた私に、



遠くの方から声がかかった。












廊下へでると、遠くの部屋の襖から顔を出すお母さんが、手招きしていた。




私は、気が乗らない表情で、お母さんのところまで行った。








あなた母
  若い子の意見 聞かせて?  






そう言われて入った奥の座敷には、



ふたつの着物を、それぞれの肩から掛けた大毅くんが居た。








あなた母
  右と左、どっちが好き?  
あなた
  えっ、私は…  
左、、かな…
あなた母
  やっぱりぃ?  
あなた
  うん… 左の方が大人な感じする。 
シゲ
  えっ、おとなぁ?w  
あなた母
  あなたは、男の人は
大人びてたほうが いいのかしらぁ?
あなた
  っ// 、、 はぁ?//   
あなた母
  歳上が好み?  
あなた
  なっ// 、、 何言ってんの お母さんっ!  
あなた
  そんなの知らないよっ//  
あなた母
  ふふっ  
ピンポ〜ン♪
あなた母
  あ、頼んでたお届け物だわ、
あなた母
  お母さん出てくるから、
軽く着付けてあげて?
あなた
  っ!! 、、 私がっ?  
あなた母
  それくらい できるじゃな〜い、
あなた
  で、できるけどぉ…//  
あなた
  そういう問題じゃぁ…  
あなた母
  重岡くんなら大丈夫よね?  
シゲ
  えっ、、ぁ、は、はいっ!  
シゲ
  大丈夫っす!  
あなた母
  ふふっ、よろしくね♡  





お母さんは、私に大毅くんの着付けを押し付け、行ってしまった。






えっ、、、てか、大毅くんまだ制服じゃん…







どうしよう…//



襦袢も着てもらわなきゃならないのに…










シゲ
  ごめん、迷惑やったな…  
シゲ
  俺が大丈夫だなんて言わなきゃ…  
あなた
  や、そんなことないよ!  
あなた
  お母さん、空気読めない人だから…  
あなた
  あ、あのね、、襦袢 着られるかな?  
シゲ
  おん、それくらいならできるわ、
あなた
  私、後ろ向いてるから、
着てくれる?
シゲ
  お、おん、、了解、






大毅くんが着替えてる中、私は言った通り後ろを向いていた。






静かな ふたりきりの部屋に、大毅くんが着替える微かな音だけが響いていて…





ふたりともが、緊張しているのが、よく分かるようだった。








シゲ
  着れたで?  
あなた
  ぁ、ぅん…  
あなた
  そしたらこれ、袖通して?  




私は、大毅くんの後ろから、着物の襟を合わせるように滑らせた。





それから、大毅くんの前に立ち、背中心を合わせて、左右の前を合わせる。






あなた
  ここ、押さえててもらえる?  




と、顔を上げると、真っ赤になった大毅くんと目が合った!



シゲ
  え、あ、どこっ…///  
シゲ
  ここ?//  
あなた
  ぅ、ぅんっ//   









ヤバいっ!!!






大毅くんの顔みて、意識しちゃってるの移っちゃったよぉ〜///













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