「それ以上近ずいたらッ.......飛び降りるから!!!」
ハリー
『あなた.......嫌だよ、これ以上誰も失いたくないんだ......あなたの苦しみも悲しみも僕が受け止めるから生きて.......』
僕をひとりにしないで と悲しみます。今まで大切な人をたくさん失ってきた彼はこれ以上愛する人を目の前で失いたくありません。
ずっと傍にいてくれます。何があっても貴女の事を信じて守り、大切にしてくれます。
ロン
『あなた!?ちょっと待って、何してるんだよ!!』
近づいたら飛び降りる、と言ったのに思い切り抱きついてきます。離して、ロンも落ちちゃう、と抵抗すると僕の心配なんかいいからもっと自分を大切にしろ、と叱られます。
ゆっくり姫抱きで展望台から下ろしてくれます。もうこんなことしないでね、ずっと傍にいるから。とキスされます。
ハーマイオニー
『.............あなた、馬鹿げたことはやめて。早くこっちに来て。あなたに魔法は使いたくないの。』
強気で言っていますが声は震えています。涙目にして杖を握りしめ、アレスト・モメンタムを頭の中で呟いています。
大切な友人に悲しい顔をさせたかったわけじゃない、と抱きしめましょう。次こんなことしたら許さないから、と泣きながら叱られます。最高の親友です。
ドラコ
『あなたがこんなに辛い思いをしているのに気が付かなかった僕にも責任がある..........』
止めるわけでもなく隣に立ちます。最後に、とキスをされます。そして貴女が飛び降りると彼も直ぐに後を追います。
死喰い人の2人にとって世知辛い世の中でお互いだけが心の拠り所であり共依存、という形の愛になっていました。
セドリック
『あなた…..…?何してるの、冗談だよね、、、?』
早くこっちに来て、とその場で両手を広げて待っています。ごめんね、と飛び降りると腕を掴んで助けてくれます。そのまま引き上げ何も言わず泣き止むまで抱きしめてくれます。
シリウス
『何してるんだ馬鹿ッ…………!!』
ここに座りなさい、と地面に正座してその前をぽんぽん叩いて来ます。飛ぼうとしても強気な顔に泣きそうな瞳で見つめられるので折れましょう。
飛ばない、と言うとダムが決壊したようにぼろぼろと泣きだします。なんでシリウスが泣くのよ と抱きしめましょう。
リーマス
『あなた、、、1回落ち着いて話をしよう。』
今までにないほど真剣に見つめられます。しばらく見つめ合い、貴女の心が落ち着いたかな、というタイミングで近づき、抱きしめてくれます。
セブルス
『………何をするつもりだ馬鹿者。貴様が飛び降りたら我輩も後を追うぞ?良いのか?』
愛ゆえの脅しです。セブルスは生きなきゃダメ と生きてくれます。本気で焦っただろう大馬鹿者、と抱きしめられしばらく離してもらえません。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。