第18話

諒の彼女
279
2020/03/01 02:35
図書室でヒロイン対決に敗北したあたし、あなたちゃんは数分間死んだ後、なんとか息を吹き返して、とりあえずトイレに行った。
体中にささった(気がする)まあたその言葉の矢をなんとか引き抜いて、ため息をつく。
・・・
もう、なんなの、あの元メガネブス!
おっと〜?これはあたしのセリフじゃないよ?
あたしが個室から出ると、洗面台のところで、同じクラスのヒトミとマホが、化粧直しをしながら何やら話していた。つまり、今のはヒトミの声。
マホ
ねー、コンタクトとかウケるし。ブスはブスじゃん
◤◢◤◢警告◤◢◤◢
まじでまあたそごめん。

こっちはマホ。
あなた
あなた
((・・・おやおやおや?
まあたそのことっすか?))
そういえば、ヒトミとマホも、諒にちょっと気があるっぽかったな。
ヒトミ
シルクにはつり合わないって気づけよっての。ねぇ?あなたもぶっちゃけそう思うでしょ?
あなた
あなた
へっ?
いきなり話をふられ、隣の洗面台で手を洗っていたあたしはビクッとした。
あなた
あなた
えー、そう?まあたそいい子じゃない?
とりあえず、いい人っぽく答えておく。
ホントはそんなこと全然思ってないけどね。
マホ
うち、シルクは、あなたとくっつくと思ってた
あなた
あなた
((おおー、マホ、いいこと言うじゃん!あたしもそう思ってたよ!))
ヒトミ
そうだよ、だって絶対お似合いじゃん。深い絆で結ばれてるっていうか?
あなた
あなた
((ヒトミ、あんたもいいよー!その通り!もっと言って!))
マホ
寺見さんの、あの顔面偏差値の低さじゃ、シルクの彼女はつとまんないよ
ヒトミ
自分の身分わきまえろっての
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昨日ギリギリ投稿過ぎてあげられなくてごめん!
それとなかなか背景が変わらん・・・‪w
今からまた続き書くからー!
そんじゃ!
まあちゃん
まあちゃん
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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