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優太と宣伝をしに校舎内を回って
少し疲れたから裏庭のベンチで休むことにした 。
岸「 ん 、」
『 あ 、イチゴミルク … ありがと 』
岸「 150円だって 」
『 わざわざ払うかバカ 』
岸「 ですよね〜 笑 」
イチゴミルクにストローをぶっさして飲む 。
なんだか優太と落ち着いて 。
チラッと優太と横顔を見ると切なそうな顔してた 。
… 多分 、胸がチクッとしたのは気のせい 。
岸「 … なに見てんだよ〜!!」
『 いひゃい、ほほふはまないで 』
岸「 ははっ 、ぶっさいく 笑 」
『 ゆうひゃのほうはぶはいふ! 』
岸「 何言ってるか分かりませぇ〜ん 笑笑 」
『 … (イラッ) 』
岸「 いててっ 、はなす!離すから足踏むな!笑 」
『 … ったく 、』
岸「 は〜っ 、いって 、、、
つか午後の部始まったみたいだな 」
『 いやそれ 。早いね〜時間経つのは 』
岸「 … 午後 、誰かと回る約束してんの 、?」
『 … え 、忘れた 』
岸「 いやおいっ!笑 」
『 待ってまじで午後何するんだっけ忘れた 笑 』
岸「 何やってんのまじで 笑 」
『 なんか予定キッツキツすぎて忘れた!笑笑 』
岸「 … じゃあ俺と回る?笑 」
『 え?だって優太彼女 … 』
岸「 あ 、あー 、… クラスの方あるって 笑 」
『 … そうなんだ 。じゃ 、じゃあi 』
「 っ … あなたちゃん!!!!」
『 え?』
じゃあ一緒に回ろうかな 。
そう言おうとした瞬間 、名前呼ばれて 。
振り向いたら息切れしてる永瀬がいた 。
… え?あ 、ああああ!!!!実行委員!!!!
『 あああああああ!!!』
永瀬「 ほんまにさあ 、、、」
『 ごめん!まじごめん!
忘れてた!!実行委員だ!!』
岸「 … あ 、そ 、そっか 、」
『 優太 、ごめん!ぼっちで回って!』
岸「 いや流石にぼっちでは回らねえわ!笑 」
永瀬「 … 行こ 」
『 え 、ちょ 、』
永瀬が私の手を握って走ってく 。
え 、手繋ぐ必要性とは????( )
優太も目逸らしたし …
なんで私 、胸が痛いんだろう 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!