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あれから西畑くんとはたわいもない話をして
同じ最寄駅で降りた 。バイト先が同じ駅とか
偶然にも程があるだろ〜なんて思いながらも
この周辺はたくさんお店があるので
絶対同じお店ではないと悟った 。はずだった 。
『 じゃあ私ここの駅ビルの2階だから 』
西畑「 え!!!俺もここやねんけど待って!笑 」
『 、、、は?西畑くんお店の名前なに?』
西畑「 5色 クッキンズ 、、、」
『 、、、』
西畑「 運命やん 」
『 いや 、違う違う 。
私違うところだから 』
西畑「 えーやん!一緒に行こうや〜!」
そう言って私を引っ張る西畑くん 。
何故だ 、、、神さま何故なんだ 、、、。
私の脳内では某男事務所のアイドルの
運命的な恋煩い♫が流れてるぞ 、、、。
煩ってなんかない!!本気で嫌だ!!!!
西畑「 失礼しまぁーす!」
『 はざます 、、、』
「 あなたちゃんおつ 、、、え 、彼氏?」
西畑「 いやいやそんなaったぁ!」
『 違います 』
「 ははっ 、かわいい〜 」
「 同じ鞄ってことは同じ学校?」
「 あ 、バイト希望か!ちょっと待ってね
厨房のニノ呼ぶから 、ニノーー!!!」
「 はいはいもー 、翔くん
そんな大声じゃなくても分かるから 」
『 !!私制服着替えてきまー 、』
「 とりあえず止まれ遅刻魔 」
『 ひぃ 、!!!』
厨房から出てきた怖い人 。オーナーだ 。
ここは5色 キッチンズという名の
中学からの同級生だった五人の人が
スタッフとして働いているカフェ 。
私はそのうちの1人の親戚で
バイトとして特!別!に!雇われているのに
何故西畑くんまで 、、、。
「 大吾 、あなたと同じ学校だったの?」
西畑「 そうなんすよ!しかも同じクラス!」
「 最悪じゃん 」
『 そうなんですよ 、、、』
「 あなたに言ってないわ 」
『 ぴえん 』
「 まあ改めて自己紹介すると
俺がオーナーの二宮和也 。そんでー 、」
「 スタッフの櫻井翔です!よろしくね 」
「 松本潤で〜す 、
松潤とかテキトーに呼んで?」
「 大野智です 、よろしく 」
「 相葉雅紀です!
あなたちゃんの親戚やってます 笑 」
『 やってますってなんなの 笑 』
相葉「 んふふ 、笑 」
西畑「 えーっと 、西畑大吾です!
二宮くんのとおーーーい親戚で
バイト困ってたら誘ってくれはりました!
よろしくお願いします!!」
松本「 聞いてるよ〜よろしく!関西の方なの?」
西畑「 あ 、はい!大阪住んでました!」
大野「 たこ焼き食べてー 」
二宮「 あなた 」
『 っはい!クビだけはご勘弁を!』
二宮「 そんなんいいから 。
厨房と制服 、大吾に教えてやって 」
『 あっ 、はーい 』
西畑「 めっちゃテンション低なるやん 」
まあバイトクビにならないだけマシか … 。
1時間遅れただけで良かった ( )
ここが仕事場だからなのか 、
知り合いがいるのかは分からないけど
ここでは好き好きアピールしてこなかった 。
バイト平和、、、!!!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!