永瀬 side
去年の文化祭 、風邪で行けへんかったから今年は
楽しみたい!って思って文化祭実行委員なった 。
そしたら相手があのあなたちゃん … 。
まあまあ 、知り合いでよかったわ 。
見知らぬぶりっ子とかだったら最悪やもん 。
九条「 ふぅー 、、、終わったあー 」
『 疲れたあー 、、、、』
2時間ぐらいかけて集計が終わった 。
メイド喫茶多すぎやろ!しかも男子の意見!←
なんなん?そんな変態ばかりなんこの学校は ←
『 なにが多かった ?』
九条「 メイド喫茶 」
『 でしょうね 』
九条「 めんどいからもううちらで決めよ 」
『 あなたちゃんは何やりたいん ?』
九条「 なんでもいい 」
『 言うと思った 』
九条「 納豆は ?」
『 俺はー 、、、ってまだそのあだ名なんや 笑 』
九条「 別にいいじゃん納豆に似てるし 」
『 いや似てへんし!笑
…んー 、メイド喫茶 、が2クラスダメなんやろ?』
九条「 そうらしいねなんなのその決まり 」
『 分からへん 。まあ2組はお化け屋敷で 、4組は
劇やりたいって意見が多いからそれでええやん?』
九条「 意義なーし 」
『 あとは1組と3組やな ……… 』
九条「 んー 、、、もうこれでいいじゃん?」
いきなりグーの形をした手を出すあなたちゃん 。
いやなに?ももももしかして喧嘩で解決?!
あなたちゃんってそんな野蛮だったん ?!( )
九条「 … なに変な勘違いしてんの ?」
『 へっ ?!』
九条「 さいしょはぐー!」
『 あっ 、ああ !!!!』
九条「 ばかじゃないの?!
ほら 、さいしょはぐー!」
『 じゃんけんぽーん!』← ぐー
九条「 ぽーん 」← ぱー
『 あ 、負けたってゆーことは 』
九条「 3組がメイド喫茶 … だっる!!!!」
『 そう言うこと言わへんのー 笑
じゃあ俺らたこ焼き屋でええわ〜 』
九条「 1組たこ焼き屋 、2組お化け屋敷 、
3組メイド喫茶 、4組劇 、でおっけ ?」
『 ん!っしゃぁー 、終わったー 』
帰ろ帰ろーなんて話してると扉がガラガラっと
相手人が入ってきた 。あれ猿顔学級委員くん ←
岸「 あなた!部活終わった!」
九条「 優太!おつかれさまー 」
岸「 … 隣の人誰?」
九条「 なっと … あ 、永瀬廉 。
1組の文化祭実行委員 」
岸「 あー 、初めまして?だよね?
どうも!岸優太ッス!よろしく!」
『 どうも〜永瀬廉です〜 』
岸「 いやーイケメンだな廉クン 。なあ ?あなた 」
九条「 … まあ 、顔はいいんじゃない?帰ろ優太 」
岸「 おう!じゃあな廉クン!」
『 あ 、ばいばーい 』
顔はいいんじゃないって … 上から目線すぎひん?!
… あんの性格根性悪女 … 決めたわ ( にやっ )
俺はもう校門から出て行きそうになる
あなたちゃんと猿顔学級委員くんを呼び止めた 。
『 あなたちゃん!!!! 』
九条「 永瀬 、なに ?」
『 … 俺決めたわ 』
九条「 は ?」
『 絶対堕とすから 。君のこと 』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!