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次の日 、修学旅行最終日 。
ロビーに荷物を預けて男子群と合流する 。
大丈夫 、平常心でいればなにも怖くないサ!
神宮寺「 あ 、おはようあなたちゃん 」
『 あ 、おはよージンくん 』
神宮寺「 眠れた?笑 」
『 いやー 、全然 。私自分の家の枕
じゃないとあんま寝れないんだよねー 笑 』
神宮寺「 あー分かる!安心感っていうの?」
『 そうそう!あとリリカちゃんと
すごい話してたから … 笑 』
神宮寺「 わかるわかる 、
俺らの部屋もスッゲーうるさくてさ 笑 」
『 修学旅行あるあるだよねー 笑 』
リ「 お二人さーん!
のんびり歩いてると置いてくぞー!」
平野「 早くいこーや!観光やで観光!」
『 分かったってー!今行く!ジンくん行こ 笑 』
神宮寺「 だな 笑 」
… 普通に話せた 。よし 。難関クリア 。
勝ち組じゃない?????
私神すぎるだろ 。うへへ 。ははは ( )
今日は班行動だからリリカちゃんと過ごしてれば
平和に終わるはい平和大好き!!!!!!( )
『 よっし 、』
「 何意気込んでんの?」
『 っお 、ビックリした 、なに優太 』
岸「 変な顔してた 」
『 いつもの優太よりかはマシだよ 』
岸「 待って軽くdisられた?」
『 気のせい気のせい 、、、
ってみんなは?!?!』
岸「 っあー 、近くの土産見に行った 」
私たちは今 、ずらっとお店が並ぶ商店街
みたいなところに来てていつのまにか
近くにいる班員は優太だけ 。
え 、みんな置いてったの?!ひどくね?!
『 嘘 、じゃあ早くみんなのところ行こ!』
岸「 … 」
『 ?優太 、何してんの?』
岸「 … あのさ 、」
『 … なに?』
優太が何か言おうとした時 、
「 優太くん!」と私の後ろから声がした 。
… あれっ 、酒井さんじゃん ( )
優太は私の腕を引っ張って
私を隠すかのように前に立った 。
岸「 なに?」
酒井「 っあのね 、今 、班の中で自由行動に
しようってなってて 、良かったら …
一緒に回れないかな〜?って思って 、」
岸「 … ごめん 、俺ら班行動してるから 」
酒井「 あっ 、だよね!
… でもじゃあなんで2人っきりなの?」
… あれ?これまずい展開じゃね???
てか他人の彼氏に手つかまれてる時点でアウト(
おいおい優太 、目の前にいるの彼女だろうが 。
今すぐその掴んでる手を離すんだ!!!!!
岸「 … 酒井に関係ある?もう別れたじゃん 」
『 ?!?!?!?!?! 』
酒井「 … そうだよねっ 、笑
……… 2人って付き合ってるの?」
『 あ 、いy岸「 ないけど 。こいつ
好きな奴いるし 」ん??????』←
酒井「 へ〜〜〜〜 、、、誰?」
『 いませんよ?!?!?!?!』
岸「 ま 、無自覚なんだよね 。じゃあ 」
そう言ってそのままま優太は私の腕を
引っ張って酒井さんの横を通り抜けた 。
私が通り抜ける時舌打ちされたような
されてないような 、、、( )
ってそんなことどうでもいい!!!!
2人って別れたの?!?!?!(そこから)
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2ヶ月ぶりの更新ごめんちゃい!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!