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『 ……………… 』
リ「 ねえ … !!もっと死んでるよ!(小声) 」
平野「 どどどどどどうしたんやろ … !!(小声)
こういう日に限って神宮寺休みやし … !!(小声) 」
ジンくんにキスされた次の日 。
ジンくんはなぜか分からないけどお休み 。
私はというとまた昨日と同じ体形 ←
死ぬ 。死んだ 。ジンくんに … あああっ!!
思い出しただけで顔が熱くなってくる 。
よし保健室で寝ようそれが一番だ 。
『 リリカちゃん!菊池先生に
私保健室いるって伝えといて!!!!』
リ「 え?!しかもなんかそのセリフ
デジャブじゃない?!気のせい?!」
平野「 気のせいじゃないで 」
岸「 … 」←
教室のドアをガラガラっと
開けてそのまま廊下を突っ走る 。
寝てやる 。熱あるんで寝ますって 。
早退でもしてやろうか 。よし 、そうしよう 。
" ピピピッピピピッ "
中島「 何度?」
『 … 38度 』
中島「 嘘つけ36度じゃんかはい平熱〜 」
『 チッ 』
中島「 こっわ〜い 」
保健室入ったそうそう熱測れって
言われて仮病バレましたちゃんちゃん ←
でも中島先生優しいから保健室いていいって 。
やったねこういう時仲良いと役に立つ 。
私はそう思いながらベットにボフンッと寝転んだ 。
中島「 で?なんの悩みなの?」
『 悩みって分かんの … 』
中島「 当たり前じゃん 。だって
あなたちゃんが仮病で来るときは
必ずお腹すいたって言うもん 」
『 … 』
中島「 というか先生には敬語使いなさい 」
『 中島 』
中島「 せんせい!」
『 … 中島先生 、』
中島「 なに?」
『 中島先生はキスしたことありますか?』
中島「 ブフッ 」← コーヒー吹いた
『 きったな 』
中島「 え 、あ 、あ 、あなたちゃん …
キスしたの?!だれと?!どこで?!」
『 いやあのべつに … 』
中島「 誤魔化せないからなっ!さあ白状せい!」
『 何キャラ … ?』
中島先生に言わないとくすぐられるらしい 。
くすぐられるのは流石に嫌なので白状した ←
そしたら中島先生はすごく驚いた顔をした 。
中島「 何それ …… 超モテ期〜!(某オカマ芸人) 」
『 いやこっちは真面目な話なんですけど 』
中島「 ああっ 、ごめんごめん 笑
それで?あなたちゃんは誰が好きなの?」
『 別に … 』
中島「 んー 、結構前 、
岸に壁ドンされたときドキドキした?」
『 しました 。そりゃ男女だから 』
中島「 んー 、文化祭の時 、
永瀬にキスされたときドキドキした?」
『 しました 。そりゃ男女だから (2回目) 』
中島「 んー 、昨日 、
神宮寺にキスされたときドキドキした?」
『 しました 。そりゃだんz中島「 もう良い 笑 」』
中島「 じゃあこれでどうだ!」
『 え … なにこれ可愛い!』
中島「 可愛いでしょ?
うちのヒヨコのぴーちゃん 。
内緒だからね 。ここで飼ってるの 」
『 可愛いなあ〜 … 』
中島「 … この子 、一番最初に誰に見せたい?」
『 … え?』
中島「 その浮かんだ人に 、なんでも話したくて 、
なんでも見せてあげたくて 、なんでも共通し
合えるようになりたい 、いわゆる好きってこと 」
『 嘘 … !!!!』
中島「 分かったなら
さっさと気持ち伝えてこい!笑 」
『 え 、ちょ 、』
無理やり保健室を追い出された 。
言えない … 無理だよ絶対 。
思い浮かんだのが ………
リリカちゃんだった 、なんて … !!!!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!