あなたside
今日は、テレビ番組の収録だからいつも通り朝はやく起きて、テレビ局へ向かう。
あれ、誰も気づいてくれない、、
まぁいいっか
私は、気になったのでチラッと見ると
りりすちゃんの手には、音を録画する?機器を持ってた。その機器には、
りりす)あなたちゃん、もうやめて、
あなた)これ以上、JUMPに近づくな(バシ
りりす)ごめんなさい、、
……
私、こんなこといつ、言ったっけ?
私の、声と違う?
ま、まさか、りりすちゃんの自作自演?
10分前からいましたよー
はい、全部聞かせていただきました
もう、ほんとすぐ泣く…やめてよ。
え…
圭人?
私の味方なんて…
ーーーーーーーーージリリリリっ⏰ーーー
え、あれ?
朝?
なんか、圭人が離れてく気がする。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。