第2話

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2021/02/24 09:47
晴人
晴人
ごめん、俺ら別れよう





彼から告げられた別れ





それは突然のことで





私の心を一気に壊していった





彼がいない生活なんて考えられなくて





彼からの愛がないなんて耐えられなくて





気づけば毎日のように死にたいと思うようになっていた





彼がいた頃の私はどんなこともプラスに考えて





たくさん笑っていた





でも、それは彼のおかげで





彼が隣にいない私は前までの私とは別人だった




























































(なまえ)
あなた
はる、誕生日おめでとう。
(なまえ)
あなた
今でも私は、大好きだよ。





見てくれないことなんて分かっていた





だけど





彼から返信が来ることを少し期待していた








































































































よし、ツイート完了





晴人
晴人
ねむいなあ、、、





そんなことを1人でブツブツ言いながらも
家の近くにあるコンビニに行くための準備をする





自分でケーキを買うなんてちょっと悲しいけど





まあ、25歳だし





大人だし





そういう時があってもいいかなって





晴人
晴人
よし、行こっと





時刻は 24時55分





もちろん人通りは少ない





コンビニの灯りが眩しい





ケーキと





普段あまり飲まないお酒





ちょっと飲んでみようかななんて





人通りは少なかったはずなのに





まあまあな列が出来ていた





待ち時間イヤホンを耳に入れて好きな曲を聴く





この時間がなんか好きだ





待つこと10分





俺の番が来た





イヤホンを直ぐに外し





商品を渡す





店員
店員
以上2点で、合計631円になります
晴人
晴人
はーい
















……




















………





おかしい





おかしい…!!!





しっかり入れたはずなのに財布がない





レジであたふたしていると





横からひとりの女性が入ってきた





?
大丈夫ですか?
?
とりあえず、私払っちゃいますね
晴人
晴人
へっ!?
晴人
晴人
ごめんなさい、、、
?
いえいえ、大丈夫ですよ





優しい声





俺が困っていることに気づいて代わりに支払ってくれた


















































(なまえ)
あなた
はる、、、?





私の目の前には深々とお辞儀をする彼がいた





間違いない





絶対にそうだ





レジで困っていた人を助けただけだと思っていた





晴人
晴人
え?
(なまえ)
あなた
やっぱり、はるだよね?
晴人
晴人
あなた、、、?
(なまえ)
あなた
うん、久しぶり
晴人
晴人
ひ、久しぶり、、、
晴人
晴人
さっきはありがとう
晴人
晴人
今すぐ家に財布取りに行くから待ってて?
(なまえ)
あなた
いいのに、、、
晴人
晴人
流石に借りっぱはやだ
(なまえ)
あなた
そっか、じゃあ待ってる
晴人
晴人
うん





彼が私から離れて歩いていく





少しずつ彼が小さくなっていく





そんな時





チャラ男
チャラ男
お姉さんかわいいね?
チャラ男
チャラ男
俺らと遊ぼうよ
(なまえ)
あなた
人待ってるんで
チャラ男
チャラ男
いいじゃん少しくらい
チャラ男
チャラ男
早く行こ?
(なまえ)
あなた
しつこいんですけど
(なまえ)
あなた
やめてください
チャラ男
チャラ男
なんで言う事聞かないかな?
チャラ男
チャラ男
早く来いって言ってんだろ?
(なまえ)
あなた
やだっ、、、
(なまえ)
あなた
やめてっ!
(なまえ)
あなた
助けてっ!
晴人
晴人
おい、何してんの?
チャラ男
チャラ男
は?
チャラ男
チャラ男
お前に関係ねえだろ
晴人
晴人
関係あるけど?
晴人
晴人
この子の彼氏だから
チャラ男
チャラ男
ちっ、行くぞ





私は恐怖のあまりしばらく泣いていた





その間彼は何も言わずに、ただ私を眺めていた




晴人
晴人
大丈夫?
(なまえ)
あなた
うん、ごめん、、、
晴人
晴人
仕方ない、俺の家まで来て
(なまえ)
あなた
え?
晴人
晴人
またあんなの来たら危ないし
(なまえ)
あなた
そっか、そうだよね
晴人
晴人
うん、行こ





彼の優しさに溺れた

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