頬が赤く染まる。なんかパーカー着てるとジンに抱き締められてるみたいで。
👩『ジンさんのパスタ食べたいです!交換しましょ?』
🐹『いいよ。』
なんて言ってジンはサランさんのフォークで食べた。見たくなくて下を向く。サランさんはそんな私を見て笑った。
なんか嫌になってきた。せっかくのデートなのに…
「ごちそうさまでした。」
🐹『ごちそうさまでした!じゃーあなた行こっか?』
「うん。」
席を立とうとすると、
👩『え~行っちゃうんですかー!一緒に行きたいです!』
なんて言い出した。すると、
🐰『サラン、デートの邪魔しちゃ悪いだろ。』
グクが言ってくれたおかげでやっと二人きり。店を出るとき店内にいる二人をみると何か不穏な空気を感じた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!