「ファ~」
朝目が覚めて大きく伸びをした。ここまではいつも通り。でも…
🐹『スッゴイあくびアヒャヒャヒャヒャ』
隣にジンがいた。
「ジッジンいたの?///」
🐹『いたよー!てかメッチャ照れてるねアヒャヒャ』
「うっさいな窓拭き。」
🐹『お前はユンギの孫なのか?』
「孫って(笑」
🐹『いや~あなたとこうやって喋るの久しぶりだねー』
「そうだね。」
本当に久しぶりで、朝からこんなに嬉しいのはいつぶりだろうか。
🐹『あなた、今日デート行こ?』
嗚呼、こんなに良いことがたくさん起こるって悪いことが起こる前兆ですか?
私は出来ることならずっとジンの傍で居たいです。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。