瑞稀side
そう言って、3人が部屋を出ていく。
俺とはしもっちゃん、2人か。
同級生で1番仲がいいって言っても
過言ではない。
けど、住むところが別々になってから、
あんまり話が噛み合わなくなってきた。
でも唯一話が合うのは、
俺らは早速準備する。
優斗ん家はゲームの宝庫だ。
ものすごい量のゲームがある。
どんだけ金持ちなの?って思ったけど、
優斗は一人っ子だから
親が何でもしてくれるらしい。
だからゲーム機はほとんど5台持ち。
俺らがみんなで遊べるようにだって。
すごいね。
そのあと、俺が何度もリベンジしたけど、
結局一度も勝てずに終了。
気づくと俺らはそのまま寝落ちしていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。