第9話

8話
512
2018/11/11 15:48
今は体育の時間。

今日はバスケをやるそうだ。

私は球技系が全然出来ないので、
迷惑になるのではと心配だった。

チーム分けでは、かすがテオくんとじんたん
に「一緒にやろっ!」と言って同じチームにな
る事が出来た。

本当に最高の友達だ💗


私達のチームはいきなり最初から試合をした。
かす
かす
ちょっと、あなた。
そんな心配そうな顔しないで💦
大丈夫だよ💪
あなた
あなた
うん…。
でも、ほんとに出来ないんだよぉ😭
テオくん
テオくん
どした??
あなた
あなた
いや、何でもn…!!
かす
かす
あのね、あなたが球技とか苦手で心配してたから大丈夫だよって言ってた。
じんたん
じんたん
へぇーー!!
あなたってこういうの得意そうなイメージがあったから意外!
テオくん
テオくん
大丈夫。楽しんでやろ!
困った時は俺、見つけてパスしてくれればあとは決めてやるから。
あなた
あなた
うん…!!!!
あなた

(キュン…💗💗💗)

かす
かす
言ったなぁぁ??www
テオくん
テオくん
wwwwwww
じんたん
じんたん
(はぁぁ。俺もテオくんみたいに運動神経が良ければ良かったのに…。)

ピーーーッ!!!!!

試合が始まった。

やっぱり怖い。

なんでみんなあんなに上手くドリブルしながら早く走れるわけ?

私にはもう遠い世界だ。

その時、
じんたん
じんたん
あなた!パス!!!
ボールが回ってきてしまった。
あなた
あなた
えっ!?わぁ!わぁ!!!💦
受け取ったのは良いものの、そこから動けない。

もう、敵チームがボールを奪おうと近寄ってくる。

その時、
テオくん
テオくん
あなた!あなた!!
テオくんの声だった。

見ると、テオくんが手を広げて、

私の名前を叫んでくれてた。
すぐに私はパスをすると、

テオくんは最初の言葉通りゴールを決めてくれた。

その光る汗もシルエットも何もかもがかっこ良かった。


-試合後の片付けの時-
あなた
あなた
テオくん!
あの…さっきはありがとう!!
シュートも決めてくれたし…。
本当に心強かった!!!
テオくん
テオくん
全然お礼なんてする必要ねーよ。
あなた、めっちゃ頑張ってたし。

てか、照れるやんかぁぁww😜
あなた
あなた
wwwwwww
あなた

(๑////๑)💛💛💛

男子達
テオ〜!!!
テオくん
テオくん
おうっ!
テオくん
テオくん
じゃあ、行くわ。 

あっ!
このビブスついでに戻しといて!
あなた
あなた
うんっ…!!
テオくんは、ビブスを脱ぎ、私の手の上に置いた。

少しだけテオくんの匂いがした。

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