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第12話

第12話
スタッフステーション
冴島はるか
冴島はるか
どうだった?
藤川一男
藤川一男
(首を横に振る)なんて、声かければいいかわからないよ、、、
冴島はるか
冴島はるか
そうよね。あなたちゃんは?
藤川一男
藤川一男
緋山とNICUに行った。まだあなたちゃん、白石のこと知らないらしい。
冴島はるか
冴島はるか
、、、
数十分、あなたと緋山はNICUから帰ってきた。
あなた

パパ。

藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ、あなた。赤ちゃんどうだった?
あなた

すごくちっちゃくて、沢山のチューブで繋がれてた。ママと同じ感じだった。

藍沢耕作
藍沢耕作
そうか、名前決めてやんないとな。
あなた

うん、、、ママまだ目、覚めないの?

藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ。あなた、もう今日はこっちに泊まろっか。夕ご飯、売店に買いに行こ。
あなた

うん。

夕ご飯を食べ終わり、その夜は仮眠室で2人並んで寝た。

22時頃
あなたが熟睡してそっと藍沢はあなたを起こさないように仮眠室を出て、白石のいるICUに行った。




スタッフステーションの前を藍沢が通りかかり
緋山美帆子
緋山美帆子
(藍沢、、、)
白石のベットの横に座り
藍沢耕作
藍沢耕作
(恵、俺どうしたらいいのかわからないよ。
頼む、奇跡を起こしてくれよ。)
そこに緋山が来た。緋山は白石の電子カルテに書いてある"自発呼吸なし・瞳孔散大・対光反射なしという文をじっと見つめていた。
緋山美帆子
緋山美帆子
藍沢、、、 
まだ、あなたに本当のこと言ってないの?
藍沢耕作
藍沢耕作
ハァー(ため息)なんてあなたに伝えればいいのかわからないんだ。こんな辛い現実あなたがどう受け止めてくれるか、、、
緋山美帆子
緋山美帆子
でも、ちゃんと伝えなよ、父親として。
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ、わかってる。
そして翌日になり



白石のベット脇にはあなたと藍沢がいる
あなた

パパ、まだママ起きないの?

藍沢は昨夜、緋山から言われたことが脳裏によみがえった。
緋山美帆子
緋山美帆子
(ちゃんと伝えなよ。父親として。)
あなた

ねぇ、パパ?

藍沢耕作
藍沢耕作
あ、ごめんなんだ?
あなた

ママ、まだ起きないの?

すると、藍沢は膝を床につきあなたの目線に合わせた。
藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、今から言うことをよく聞いてくれ。
あなた

何?

藍沢耕作
藍沢耕作
(覚悟を決めて)もう、ママが目覚めることはない。
あなた

え、

藍沢耕作
藍沢耕作
脳死といって、簡単に言うと生きてはいないんだ。
あなた

(涙目になる)う、そ、

藍沢耕作
藍沢耕作
明日、脳に詳しい先生に脳死判定をしてもらう。
あなた

でも、息してるよ?

藍沢耕作
藍沢耕作
してないんだ、機械でさせてるんだ。
あなた

もう、お別れなの?

藍沢耕作
藍沢耕作
、、、
あなた

そんな、そんなのいやだ。

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた。
あなた

だって、ママまだ心臓動いてるじゃん。そんなのいやだ、グスッ、グスッ、そんなのいやだよ!ウァーンック、グスッ

藍沢はあなたを抱きしめた。
藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、パパも嫌なんだ。グスッ、でもこれが現実なんだ。グスッ
あなた

グスッ、ウァーンッヒック、

ICUの中だったので、迷惑をかけると思い藍沢はあなたを抱いてICUを出た。


その後もずっとあなたは藍沢に抱かれ泣いていた。
藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、辛いよな。ごめんな、ママ助けてあげられなくて、、、
あなた

ウァーン、ウァーーン

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、もうそろそろ泣き止も?な?
そう言って、急に藍沢はあなたを下ろした。
藍沢耕作
藍沢耕作
悔しいよな。パパもあなたとおんなじ気持ちだ。
あなた

(じっと藍沢も見る)グスッ、グスッ私が悪いの。

藍沢耕作
藍沢耕作
え、
あなた

グスッ、私がお出かけに誘ったから、、、

藍沢耕作
藍沢耕作
そんなことはない、
あなた

私が!お出かけに誘ってなかったら今頃、ママは生きててくれた。

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、、、
あなた

グスッ、ごめんなさい、、、

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、顔上げろ。
あなた

(顔を上げる)

藍沢耕作
藍沢耕作
あなたはこんなことになるなんてわかってたか?
あなた

(首を振る)

藍沢耕作
藍沢耕作
だろ?だから、そんなに自分を責めるな。
あなた

、、、グスッ、

藍沢は話を変えた。
藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、赤ちゃん一緒に見に行こう。
あなた

うん、、グスッ、

あなたをこれ以上辛い思いをさせないように藍沢はわざと明るい方向に話をもっていき、藍沢とあなたは弟を見に行った。


それをスタッフステーションにいた藤川、緋山、冴島らが静かに見守っていた。