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第15話

第15話
緋山は、律喜をNICUに運び、、、
12時45分
緋山美帆子
緋山美帆子
じゃあ、白石もいこっか。
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ。
そして、手術室前
藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、ここでママとはお別れだ。
あなた

(口をつぐむ)

藍沢耕作
藍沢耕作
恵、頑張ってな。俺、さっきの時間すっごく楽しかった。お疲れ様。
ほら、あなた。ママにお別れは?
あなた

(泣くのをこらえながら)、、、ママ、、、あ、、、グスッ

あなたは、白石が事故にあってから、一回は言いたかったが言えなかったことを今、言おうとしているが中々、言えない。
あなた

、、、ぁ、ありがとう、、

そう、あなたが白石に一番伝えたかったことは、"ありがとう"だった。律喜とあなたを守ってくれてありがとう、楽しい時間をありがとう、他にもあなたには白石対して数えきれない "ありがとう" があった、、、


でも、一番のあなたにとっての "ありがとう" は 『今まで、ありがとう』 だった。

あなたはようやくこの言葉を伝えることができて、大粒の涙を何粒も流した。
あなた

グスッ、、グスッ、ヒッ(声を出さないように歯を食いしばりながら泣いた)

藍沢耕作
藍沢耕作
では、お願いします。(一礼する)
あなた。
藍沢は下を向いているあなたの両肩に手をおいて、一歩下がらせた。
あなた

グスッ、ヒッ、グスッ

そうして、白石は手術室へ入室して行った



手術室前では藍沢が膝をついてあなたを抱きしめてやった。
するとあなたは、我慢してた嗚咽を藍沢の腕の中で思いっきり響かせた。
藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、よく言えたな。偉かったぞ。グスッ偉かっt、、、グスッ
決して、あなたの前では涙なんて流さないと決めていた藍沢もこの時は我慢できずに流してしまった。



そして、臓器摘出手術は予定時間通りに進み6時頃、終わった。
白石を乗せたストレッチャーが手術室からでてきた。
藍沢耕作
藍沢耕作
緋山。
緋山美帆子
緋山美帆子
臓器摘出手術は終わった、どの臓器も何も異常なく移植希望者の元に届けれた。
藍沢耕作
藍沢耕作
ありがとう。
緋山美帆子
緋山美帆子
うん、、、エンゼルケアルームに運ぶね。
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ、あなた、おいで。
あなた

(藍沢の手を握る)

藍沢とあなたは、手を繋いで白石と一緒にエンゼルケアルームに向かい
緋山美帆子
緋山美帆子
あなた、こっちおいで。ママのお顔、拭いてあげな。
藍沢耕作
藍沢耕作
ほら、あなた。
あなた

(緋山から濡れたタオルを受け取り白石の顔を恐る恐るふく)

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、そんなに怖がらなくても大丈夫。
すると、あなたはタオルを持っていない方の手で白石の頬に手をそっと当てた。
あなた

、、、ママ、冷たいよ、、なんで?

藍沢耕作
藍沢耕作
、、、
緋山美帆子
緋山美帆子
あなた、ママが冷たくなったのは、んーそうだな、、、天国にいっちゃたんだよ。
あなた

天国に行ったの?

緋山美帆子
緋山美帆子
そうだよ。
あなた

、、、

緋山美帆子
緋山美帆子
(話を変えて)藍沢、白石の頭洗う?
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ。
その後、約1時間でエンジェルケアが終わり、
緋山美帆子
緋山美帆子
藍沢、葬儀いつなの?(聞きづらそうに)
藍沢耕作
藍沢耕作
明日の15時からの予定だ。
緋山美帆子
緋山美帆子
わかった。
その夜、あなたは藍沢と廊下のベンチに座っていた。
あなた

ねぇ、パパ。

藍沢耕作
藍沢耕作
なんだ?
あなた

私も天国に行ける?

藍沢耕作
藍沢耕作
え、
あなた

ママに会いたい、、、(涙をこらえて)

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた、ママに会いからっていう理由で天国に行くとか言うな。ママも行きたくて行ったんじゃない。ママだってもっと4人で過ごす時間が欲しかった、これから何十年も生きたかったんだ。
あなた

グスッ、でもママに会いたいもん、お話したいもん。

藍沢耕作
藍沢耕作
命は一つしかないんだ!
藍沢は、あなたの肩を握り締めながら少し怒鳴り気味だった。


しかし、藍沢はすぐに冷静さを取り戻し
藍沢耕作
藍沢耕作
あなたにはまだまだ生きる価値がある。ママの分も生きなきゃいけない。そりゃあんな事故に巻き込まれて、現実を直視できないのは、パパも一緒だ。でもな、ママはあなたと律喜に生きて欲しいから、守った。だから、生きれるのに死にたいとか二度と口にするな。パパはあなたもいなくなるともっと寂しくなる。
あなた

グスッ、ハァー、、、ごめんなさい。

藍沢耕作
藍沢耕作
ママのことが惜しむときはいつだって泣いていい。でも、絶対自分の命は大切にしろ。そんなに粗末にするな。
あなた

うん、、、グスッ

藍沢はあなたの心が乱れているのは十分、気がついていた。
しかし、その乱れた心を治すには時間が経つのを待つしかなかった。ただ、藍沢の不安はまたいつあなたがこのようなことを言ってくることだけだった。