私は、吉本のマネージャー。担当は和牛さん。
実は最近、ちょっと悩んでることがある。(今、仕事終わりって事でお願いします!)
~ロッカーにて~
「はぁ…また変なの貼ってある……」
そう。私は、最近''ストーカー''に悩まされている。いつもロッカーに大きめの付箋が貼ってあって、そこにはいつも気味の悪いことが書かれている。
「もう…!何なの…」
と言いながら、いつも通りこの付箋を捨てた。
「あ、じゃあお先に失礼します。」
水田「おう、じゃあな〇〇」
川西「またな、気ぃつけて帰りや。」
「はいっ」
~〇〇が行った後~
川西「なあ、〇〇…ちょっと最近元気なくない?」
水田「やっぱお前も感じとったか。」
川西「なんかあったんちゃう?」
水田「せやなぁ。でも、〇〇に聞いても大丈夫しか言わんで?きっと。」
川西「もーこうなったら!俺らも仕事終わりやし、〇〇のとこ行こ!」
水田「お前ほんまに思い立ったらすぐ行動やな。まあ俺も心配やし…行こか。」
~一方その頃〇〇は~
心の中(あれ?なんか今日…いつもと違う?明らかに誰かついてきてる……どうしよう…もう早く家入ろっと…)
家に着き、ポストを見ると
「え、?」
そこには、見覚えのある付箋が……。
心の中(嘘…家まで来てたの……?)
すると………………。
ストーカー「ねぇ…〇〇ちゃん……」
「へ……誰…ですか…」
ストーカー「ふふふふ…可愛いなぁ♡」
〇〇の顔を触る。
「きゃ…や…やめて……」
ストーカー「見る度に他の男と一緒でさぁ?中々僕に気づいてくれないんだもの…今日こそ……僕のものにするからねぇ…?」
キスされそうになり、私は目をつぶる。
心の中(気持ち悪い……誰か…水田さん…川西さん……助けて…)
??「おい!!お前何してんねん!」
??「消えろ!このストーカー!!」
ストーカー「チッ…」
ストーカーは逃げて行った。
そして顔をあげると………………
「え…?水田さん……?川西さん…?」
私は安心したのか、思わず涙が出てきた。
すると、水田さんに腕を引かれ、抱きしめられた。
「水田さんっ……グスッ…すいません…」
水田「ええねん…。いっぱい泣き。」
頭を撫でられ、余計に泣いてしまった。
川西 心の中(俺は、邪魔者やな…(。-∀-))
↑立ち去る
私たちが気づいた時には、川西さんはいなかった。
「あれ?川西さん…?」
水田「賢志郎?」
ピコン♪
~和牛のLINE~
川西「水田がんばれ💪」
水田 心の中(そういうことか…賢志郎ありがとうな…)
水田「なぁ…〇〇?」
「はい?」
水田「俺…お前を守りたい。お前が好きや。」
「へっ?嘘…本当?」
水田「こんな時に、嘘はつかれへんよ(笑)」
「え……嬉しい…です…!私も…水田さんのことが好きです。」
水田「じゃあ…改めて、俺と付き合ってください。」
「はいっ(*´﹀`*)」
ギュッ
水田「一生俺から離れんとってな…。」
「ふふ(◍︎´꒳`◍︎)はい!離れません( *˙˙*)」
水田 /////
川西 心の中(お〜無事カップル成立やな(◦ˉ ˘ ˉ◦)明日ぜっったい冷やかしたる。)
↑帰る
END
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。