主人公はテレビのスタッフという設定です*ˊ꒳ˋ*
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
私の名前は〇〇。和牛の川西さんと付き合っている。でも最近…付き合って結構経つというのもあり、お互いに『好き』と伝えられていない……。イチャイチャすることも減ってるし…
私は川西さんのこと大好きだけど、川西さんは私のこと…もう好きじゃないのかな……?
今日は、バツウケの収録でテレビ局に来ている。
その時だった。
□□「川西さ〜ん♡お疲れ様です!」
川西「あ、□□さん。お疲れ様です。」
川西さんと新入りスタッフの□□さんが話しているのが聞こえて、思わず覗いた。
━━━━━━
川西「まぁ、□□さんなら大丈夫よ!」
頭ポンポン
□□「そうですかぁ〜?ありがとうございます♡じゃあ失礼します(ㅅ´³`)♡」
嘘……でしょ……。
私は思わずその場から逃げた。あんなの見なきゃ良かった…………
気づけば、アギシュの楽屋まで来ていた。
山名「あれ?〇〇やん」
秋山「ほんまや」
河井「え…〇〇泣いとらん?」
水田「え!?……ほんまや…どないしてん」
稲田「まさか…川西さんが泣かせたんとちゃいますよね?」
秋山「いや、賢ちゃんに限ってそんな(笑)……ちゃうよな?〇〇」
「…………」
山名「え……?賢ちゃんが泣かしたん?」
河井「嘘やろ!?」
水田「賢志郎…あいつ何してんねん…!」
「いや…川西さんは……きっと悪気はないんです…」
そう言った時、川西さんが入ってきた。
川西「みんなどないしたん?…今日はやけに静かやな」
水田「賢志郎お前っ……」
秋山「信二!落ち着き…」
水田「っ………」
「川西さん…私のこと…もう好きじゃないんですよね……?」
川西「え、何よ?急に……」
「川西さんには…□□さんの方がお似合いです……」
川西「え……?ちょ、ほんまに何…」
「ごめんなさい……」
泣きそうになった私は楽屋を出ていった。
本当は、お似合いとか…思ってないのに…。川西さんには…私のそばにいて欲しいのに…… 。
~川西side~
河井「賢ちゃん……〇〇の気持ち…踏みにじるのは辞めたれよ……」
「は…?なんやそれ…俺なんもしとらんよ」
秋山「でも…さ、」
稲田「川西さんはっ…」
「何……?」
稲田「川西さんは…優しいし、〇〇に何かするとは思えません。でも…その優しさが〇〇を傷つけたりとか……したんとちゃいます?」
「優しさ…………あ、そういや…」
確か…〇〇、□□さんって言うてたよな……。もしかして…あん時見てたんか…?
稲田「何か心当たりあるんやったら、今すぐ〇〇追いかけた方がええと思いますよ。」
「…………ちょっと行ってくるわ。」
~〇〇side~
気がつけば空き部屋まで来ていた。ここは私の秘密基地でもある…。
私……絶対嫌われた…。川西さんに素直に頭ポンポンが嫌だったって言えばよかった………。
なんで私はこういう時に素直になれないんだろう。
と、その時……ガラガラッとドアが開いた。
川西「〇〇…!!」
「川西さん…?」
そこには、川西さんが息を切らしながら立っていた。
「あの……その…」
そう言いかけると、川西さんは私の腕を引っ張り、私を抱きしめた。
川西「ごめん……俺…〇〇の気持ちに気づいてやれんかった……」
「え……川西さん…?」
川西「□□さんとは…ほんまに何もないねん。頭ポンポンやろ……気にさせてしもうたの…」
「……本当は…ちょっと嫉妬しました。最近、イチャイチャしてないし……嫌われちゃったのかな?って…」
川西「あほ…嫌いになんかならへんよ/////」
「ふふ(´˘`*)川西さん…顔赤いですよ…?」
川西「…………お前そんな顔して…今日どうなるか分かっとるよな……?」
そう言われ、キスをされた。
「へ…ん………/////」
川西「今日は……抑えれる自信無いわ…」
「抑えないでください……/////」
川西「ん…(///_///)〇〇、好きや…俺から一生離れんとってな…」
「……はい♡」
~10分後(楽屋)~
河井「賢ちゃん、〇〇、おかえり」
水田「賢志郎やるなぁ( ≖ᴗ≖)ニヤ」
川西「え……え!?まさか見とったん!?」
稲田「川西さんカッコよかったなぁ〜( *¯ ³¯*)」
川西「マジかぁ…///////」
山名「良かったなぁ仲直り出来て」
「はい////賢ちゃんカッコよかったです」
秋山「今…賢ちゃんって呼んだな!?」
川西「ほんまにもう…(////〜/////)照れさせんといてや…/////」
「照れてる賢ちゃんかわいーw(*´艸`*)」
川西「ったく……/////」
その夜、賢ちゃんに朝までかわいがられたのは……私たちだけの秘密…(///ω///)
END
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!