ーーー美月ーーー
え?夢?聞き間違い??
光太郎がわたしのこと好き?付き合いたい???え、夢?
こうして無事、光太郎とお付き合いができて、ほんとにほんとに夢心地で家に帰ってからも実感が湧かなくて…
ニヤケが止まらない
美苑に報告しないと!
メッセージアプリを開いて美苑に連絡を入れる
すぐに既読がついて、
と返信が来て
幸せ気分のまま眠りについた
ーーー木兎ーーー
美月、俺のこと好きだったんだ…やばいやばい
赤葦と、黒尾に連絡を入れると、
と来た。あかーし知ってたの?!
合宿が終わって、1週間後に美苑が帰ってくる予定だから、2人で報告しようねって話になった。
合宿が終わってから、3日に一回のペースで赤葦と2人で美月の家にお邪魔していた。合宿の試合とその前の公式戦のDVD鑑賞をするために
学校終わり、いつものように美月の家による
そう言って赤葦が美月の手伝いをしに行った。俺が美月と付き合っても全然態度が変わらない赤葦はすごいと思う
美月の家はすごく広くて、美苑のための離れがあるらしい。行ったことないけど
DVDをセットして、テレビをつける。超でかいテレビにフッカフカのソファここに住みたい。
美月が遠慮なく隣に座ってきてちょっとだけ肩が触れる。俺はそんなことでドキドキが止まらない。
しばらくそのまま試合を見て少し、休憩しようかということになってソファに寝転がる
赤葦が耳元でボソッと言って玄関を出て行った
キッチンから戻ってきた美月は不思議そうにドアの方を見た
ソファに座りなおすと、となりに美月が座ってきた。心なしかさっきより近いような
なにこの可愛い生物?!
肩に頭を預けてきて、右肩に熱がこもる。
不意打ちすぎて、心臓がドキッと音を立てた
なんか、小悪魔キャラ?!
自分で言わせたくせに耳まで真っ赤な美月
肩を抱き寄せて美月にハグをする
赤葦のお陰でたくさんイチャイチャできました笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。