第3話

No.3
780
2021/10/09 22:32
お母さん
お母さん
あなたー。起きなさい。
今すぐに、降りてらっしゃい。
話、あるから
(なまえ)
あなた
はーい

『話ってなんだろう…何かしたかな?』
作者のReyuです。
作者のReyuです。
『』は心の中で言っています
トコトコ
(なまえ)
あなた
お母さん、どうしたの?急に
お母さん
お母さん
実はね、あなた。
生き別れた。お兄ちゃんが居るの。
(なまえ)
あなた
は? どういうこと?
私にお兄ちゃんが居ることなんて
知らないよ⁈
えっ。待って待って。
じゃあ、私は、お母さんたちの子
じゃないの?!
お母さん
お母さん
ごめんなさいね。言うのが遅くて。
お父さん
お父さん
あなた。すまん
(なまえ)
あなた
えっ。私は、一体、誰の子なの?!
お母さん
お母さん
そ、それは…
お父さん
お父さん
母さん、私が言うよ。
あなた。驚かないで聞いてくれ。
(なまえ)
あなた
?うん
てか、私、そんな簡単に驚かないと思うよ?
お父さん
お父さん
そうだな。
あなたは施設から引っとった子なんだ。
あなたは、その時はまだ4歳だったから
覚えてるはずもないよ。仕方ないさ。
(なまえ)
あなた
まあ。
お父さん
お父さん
あなたのお兄ちゃんは、もうすでに里親の方に引き取られてたよ。
(なまえ)
あなた
そっか。じゃあ、私のお兄ちゃんは
今、どこにいるの?
お父さん
お父さん
わからない。かれこれ12.3年前の話
だが、お兄ちゃんの下の名前は
「亮平」
っというのは覚えていたが…
どこに行ったのかわからない
(なまえ)
あなた
そっか
お母さん
お母さん
ごめんないね。あなた。
(なまえ)
あなた
大丈夫だよ。お母さん。

『お父さん達、何か、隠しているな?』

ねぇねぇ。お父さん?
お父さん
お父さん
ん?なんだ?
(なまえ)
あなた
お父さん達、私に隠しごとしてるでしょう⁉︎
あるなら、はっきり言って。
お父さん
お父さん
そ、それはな…
(なまえ)
あなた
にごさないで言って!
お父さん
お父さん
わ、わかった
実はな、あなたのお兄ちゃん、
「亮平」の里親が前に来てな、
あなたを引き取りたいって言っててな
もちろん、断りを入れたよ
(なまえ)
あなた
そうなの?
お母さんもその話は聞いの?
お母さん
お母さん
ええ。聞いたわ。
泣きそうになったわ
お父さん
お父さん
なぁ、あなた。
(なまえ)
あなた
ん?
お父さん
お父さん
もしまた、お兄ちゃんの里親が、
あなたを引き取りたいってきたら
どうする?
(なまえ)
あなた
その状況によるかな…
お父さん
お父さん
そっか
ピーンポーン
お母さん
お母さん
はーい
今、いきまーす
トコトコガチャ
お母さん
お母さん
またですか?
お父さん
お父さん
なんだ?
またあなたですか?
虎介(こうすけ)
虎介(こうすけ)
はい。
この間の件は覚えて
いらっしゃいますか?
その件について、
もう一度お話にきました。
お父さん
お父さん
ええ。
覚えていますよ。
でもね、断ったはずですよ。
虎介(こうすけ)
虎介(こうすけ)
そこをなんとか、お願いします
(なまえ)
あなた
『騒がしいな…なんだろう…』

お母さん、お父さん、どうしたの?
騒がしけども…
お母さん
お母さん
あぁ!あなた!
自分の部屋にいってなさい!
虎介(こうすけ)
虎介(こうすけ)
そちらがあなたさんですか?
お父さん
お父さん
あんたには関係ないでしょうか!
(なまえ)
あなた
まぁまぁ。お父さん、落ち着いて
あなたですが、何かご用でしょうか?
とりあえず、あがってください。
お父さん達も玄関にいないで中に
入ろう。
どうぞ。
虎介(こうすけ)
虎介(こうすけ)
失礼します









次回へ
















✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―
遅くなってすみませんでした!

亀の亀更新になってしまいましたが、

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