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第6話

『 君となら・・・ 』51〜
『君となら・・・』


☆★vo.51★☆

現実を忘れていた私は、
望に振り回されていた。

出店でたくさん食べて、たくさん遊んだ。

私は、ずっと笑顔だった。
望も ずっと、あのキラキラの笑顔だった。

だから、、、余計、辛かったんだ…


○:もう、次のバスで行かなきゃ、、、
望:せやな。
俺もシゲと待ち合わせしとるし。
○:そっか…
望:〇〇??
○:ん??



私は、、、期待していた。



望:またデートしてくれへん?
○:・・・・・
望:照史いるかもやけど、、、
○:・・・・・
望:難しいか、、、


望のばか。期待してたのに…


○:もう、2人では会わない。
望:えっ??
今日、、、楽しなかったん??
○:楽しかったよ。すごく。
でも、思ってたのと違った。
望:なんやそれ。
デートプランが気に入らんかった?
○:・・・・・
望:違うんか??
○:・・・・・


私は、ただ、あの言葉を待っていたんだ。


望:何か言わんと、分からへん。


望は、苛立ち始めていた、、、
その時、、、


!!!//////////!!!


望:行かんといて、、、


私は強く引き寄せられ、、、
望に抱きしめられた。
抑えていた涙が、溢れた。


望:照史んとこ、戻らんといてや、、、
○:・・・・・


私は、何も言えずにいた。

言葉を発してしまったら、
「うん。」と言ってしまいそうだったから。

私はそっと、望から離れた。


望:そっか。ダメか。
○:・・・・・


涙が止まらなかった…

けど、もう、、、
私の心も折れかかっていたんだ…


○:だって、、、望、、、
言ってくれないじゃん、、、
望:・・・・・


望は、分かっていた。
でも、言えなかった。
私の幸せを、願って、、、

私には、何も変わっていないのと
同じだった。


○:望、素直になるって言ったよね?!
望:うん、言った。
だから、〇〇を好きな気持ち、
隠すの辞めたんよ。
○:他には無いの??
望:だから、、、行かんで欲しいって、、、
○:そうじゃないよ!!!


爆発してしまった、、、


○:望は変わったと思ってた。
だから、今日は、、、
すごく、期待して来ちゃったの。
ゴメン、、、私の勘違いだったみたい。
望:何だよそれ!
○:だって!!!
「付き合ってくれ」って
言ってくれないじゃん!!!


望は、辛そうだった。

そんな顔、見たくなかったのに、、、

私は、感情を抑えきれなかった事を
後悔した。


望:言えへんよ、、、
〇〇の事、ホンマに好きやから…


そう、、、何も変わらなかった。


○:さよなら、、、


私は、堪らずバスに飛び乗った。
その瞬間、バスは発車した。




涙が、、、止まらなかった…




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☆★vo.52★☆

バスを降りると、照史が待っていてくれた。


桐:お帰り。
○:・・・・・


私は、堪えきれずに、照史の胸で泣いた。

照史は何も聞かず、
私を抱きしめていてくれた。
私が落ち着くまで、ずっと。

照史の優しさが伝わってきて、
私はまた、安心した。

私は、照史を心配させたくなくて、言った。


○:「さよなら」してきたよ。
桐:そっかぁ(笑)


その時の照史の可愛い笑顔を見て思った。

ココが、私の居場所かもしれない、、、




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☆★vo.53★☆

祭りも最終日。

私はこの日、
照史にくっ付いて離れなかった。
ずっと、手を繋いでいた。
照史の方が照れちゃうくらい。

照史の優しさに触れていないと、、、
崩れてしまいそうだったから。


桐:トイレ行ってくる〜
○:じゃあ、付いてく〜
桐:待て待てぃ!
トイレは一緒に入れへんで!
里:私と待ってなさい。
○:はい、、、


里:辛いんでしょ?!
○:う、、、うん。
里:望も、ちゃんと考えてるって事だよ。
○:だったら、
「好き」とか言わないで良かったのに…
里:・・・・・


里依紗は、うつむいてしまった。


○:どうしたの??
里:私、、、キスしたの。
○:えっ?!!!
里:撮影で。


私はチョット、ホッとした。
一瞬、相手がシゲかと思ったから。


里:まぁ〜25まで恋愛禁止だし、
こうなるって、分かってたんだけど、
やっぱり、初めては、好きな人が
良かったから、、、
○:うん、、、
里:シゲと、、、したの♡//////////♡
○:!!!えーッ?!!!
ま、マジでぇ??
里:うん。マジで♡//////////♡
○:やったじゃんっ!!!(笑)
里:〇〇、喜んでくれると思ったぁ(笑)


私は本当に嬉しかった!


里:でもね、付き合ってないよ。
○:そっか、、、
里:私、望の気持ちが痛いほど分かる。
望を見てると、辛くなるよ。
〇〇も大事だけど、望も大事な親友なんだ。
○:・・・・・
里:〇〇??許してあげて?!
それとも、、、
望の事、嫌いになっちゃった??


その時 私は、私の中の『嫌い』を探索した。

そこに望が居る訳もなく、それどころか、
変わらなく『好き』でいる事を強く感じていた。




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☆★vo.54★☆

その時!LINEが送られてきた。
あゆちゃんからだった、、、


里:私にも!


LINEグループが作られていた。
私は嫌な予感がした。

そこには、『私と照史』『私と流星』
そして、昨日の凧場で会った時の
『私と望』の写真が添付されていた。


あ:〇〇ちゃんは誰を選ぶのぉ??


流星が私達の所へやって来た。


藤:アイツ、まだ懲りてないんか!
里:今度は、何がしたいんだろう??
○:照史に、凧場で望に会った事、
言ってない、、、
里:じゃあ、コレはヤバイね。
○:隠してた訳じゃないんだけど、、、


そこへ、照史が黙って帰って来た。


藤:照史も見たんやな。
桐:おぅ、、、
里:てか、またその辺で見てるんじゃないの?

桐:〇〇、チョット2人で話さへん?
○:う、うん。


私達は、少し離れた所で話し始めた。


桐:〇〇はまだ、望が好き?
○:・・・・・
桐:この写真の〇〇、、、本気で可愛いわ。
やっぱ、俺ちゃうねんな〜


写真の望と私は、あのキラキラの笑顔で、
見つめ合っていた。
しかも、メッチャ密着して。


桐:でも俺は、諦めへんで!
まだ始まったばかりやし、
約束の1ヶ月後には、公私共に、
俺の彼女にしたる!


照史のポジティブさが嬉しかった。

「やっぱり別れよう」って、言われると思ってたから。


でも、本当は辛いよね、、、


○:照史、優しいね(笑)
桐:へっ?!
○:ありがとう!(笑)
桐:おっ、、、おう!(笑)
高野さんの事はさぁ〜俺に任せといて!
高野さんの お家の人に話してみようかと思っとる。
○:そうだね。それがイイかも。


私達は戻って説明した。

今はあゆちゃんの事は無視して、
今後、照史に任せる事にした。


里:上手く おさまるとイイね!
桐:せやな〜!任しとき!


こうして、祭りの最後の夜。
私達は大暴れして終わりを迎えた。


色々あったけど、、、
終わり良ければ全て良し(笑)



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☆★vo.55★☆

望とは、あれ以来、ちゃんと会話が出来ていない。

私は事あるごとに、音楽室へ逃げ込んでいた。

崇裕とのバンド活動も忙しくなってきて、帰りもスタジオ直行が多くなり、私には都合が良かった。


祭りから10日後。
私は久々、里依紗と寄り道して帰る事にした。

校門の所で、生活指導の先生と、どう見ても他校のヤンキーがいた。

何かモメてるのかなぁ?
でも、そんな雰囲気では無かった。


輝:あっ!いたーッ!(笑)


満面の笑みになったヤンキーが、私を指差した。


○:ッ!!!あの時のヤンキー?!!!


生活指導の先生が手招きして言った。


生活:もう、3日目だ。
話くらい聞いてやれ。


聞けば、3日間 この門で帰宅する私を張っていたらしい。

仕返しかとも思ったが、どうも そうではないらしいので、生活指導の先生も受け入れたみたいだ。


○:じゃあ、なに?
輝:お、俺、、、好きになっちゃいました。
○:ッ!!!エェェェッ?!!!
輝:〇〇さん!お友達からお願いしまっす!


そう言うと、輝は頭を下げた。


里:そういう事ね〜(笑)
○:待って!どういう事よ〜?
てか、そもそも、何でココ知ってんのよ!
輝:流星に聞いたんです!
○:えっ!!!流星に何したのよっ?!!!
輝:違うんです違うんです!流星は最初、全然 教えてくれなくて、、、俺も諦められなかったから、1週間 毎日 通って、頭下げて、土下座して。さすがに流星も、ウンザリしたみたいで、学校だけ教えてくれたんです。
○:そうなんだ、、、良かった〜


私は、流星がまた喧嘩したのかと思い、安心した。



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☆★vo.56★☆


輝:〇〇さん。俺とお話ししてもらえませんか?
○:って、言われても、、、


私は断りたかったが、


生活:少しくらい、イイんじゃないか?!
里:私も、イイと思うよ(笑)


って言うから、、、
「里依紗も一緒なら」と、里依紗との当初の予定だったアイスを食べに行く事にした。

輝はスイーツが好きらしく、メッチャメチャ喜んでいた。


輝は、祭りの時の事を、心から反省していて、何度も謝ってくれた。

流星と同じ学校で、学年は一つ上らしい。

流星とも、仲良くすると約束してくれた。


輝:その代わり、、、また会いに来てイイですか?
○:私、彼氏いるから。
輝:そんなの承知で言ってるんです。
〇〇さんみたいな素敵な人に、彼氏が居ない方がオカシイんだから。
里:イイんじゃない!?
親友として言わせてもらえば、その気持ち分かるよ。
だって、〇〇と話してると、それだけで幸せになれるし、それだけで沢山の力を貰える。
自分がキラキラしていくのが、分かるんだよね〜(笑)
輝:そう!その通り!


輝は、変わろうとしているんだ。

私に出来る事があるなら、、、


○:分かった!イイよ!
でももう、敬語は辞めて!
なんか、調子狂っちゃう(笑)
輝:わ、分かった!//////////!
里:いやいや、照れるとこじゃないから(笑)



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☆★vo.57★☆

次の日の放課後。


中:〇〇〜人数増えてるで〜
早よ行ったりぃ〜(笑)


淳太先生に言われ、急いで校門まで出ると…


○:はぁ?何してんの?
藤:だってさぁ〜輝が〇〇の所に行く言うから、心配になって、、、
輝:心配な事なんて無いって言ってんのに〜
藤:俺はまだ信用してへんし!
○:仲良くなったんだ(笑)
でも、今日はすぐ帰らないと。


結局、3人で帰る事になった。


○:あの〜毎日来られるのも、困るんだけど。
それに、この時間に居るって事は、授業抜け出して来てるんでしょ?!
輝:でも、〇〇に会いたくて…
藤:困っとるんやから、やめろや!
○:じゃあ、次の約束しよっ!
輝:約束っ?!!!それってデート?
藤:な訳ないやろっ!!!
輝:うっせーなぁ!!!少し黙っとけ!!!
藤:なんやとぉーッ!!!
○:アホか。
私、週末にライブやるから来てよ!


私は2人と約束をした。

変わろうとしている2人は、とてもピュアに思えた。

もっともっと、背中を押してあげたくなったんだ。


途中、輝と別れて、流星と二人になった。


藤:あのさ、俺、、、もう辞めるわ。
〇〇が言った様に、喧嘩とかもうせぇへん。
○:おっ!宣言したなぁ〜(笑)
頑張って!応援してるから!
藤:おうっ!(笑)


流星は家まで送ってくれた。

また、角のところまで行くと、手を振って帰って行った。



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☆★vo.58★☆

淳太先生に呼び出されていた、望とシゲが帰ってきた。
望は真っ直ぐ私の所に来て言った。


望:〇〇、、、
○:ん??
望:俺にも応援団員出来ると思うか?


シゲと里依紗のお陰で、私と望は少しずつ、また話せる様になっていた。

けど、こうやって話しかけられたのは、久しぶりだった。


○:うん。出来るよ。


真面目な顔で聞いてきた望。

淳太先生に勧められたのか分からないけど、本気で考えてるって事は分かった。

私も本気だった。
出来ないなんて無い。

私達はもっと、強くならなきゃいけない気がしていた。


望:そうやな、〇〇が言うなら、、、
○:うん!絶対出来るよ!(笑)
望:お、おう!


望は、私の勢いに少し押されながら返事をした。


○:頑張ってね(笑)
望:おう!頑張る!
〇〇、、、ありがとなっ!(笑)



私達は久しぶりに笑い合った。



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☆★vo.59★☆

流星と輝が来てくれるライブ。

私はメンバーに無理を言って、セトリを変更してもらった。

母が私と同じ年代の頃、バンドで歌っていた曲。
「今の私には、もう歌えない」と、母は言っていた…

どうしても、カバーしたかったんだ…


『MINE』★☆★☆★☆★☆★☆★☆
白い月の夜はじめて見た 流れ落ちる涙
大きなあなたの孤独を見た
ふれると今にもこわれそう
周りの大人たちにおしつぶされそう
この腕でだきしめて守ってあげる

You are mine 遠くにいても
あなたの声は私にだけは聞こえるの
You are mine 触れせたくない
ふせた横顔くせのある前髪も

三度目のドライブ話してくれた
子供の頃の夢「オヤジの車が好きだった」
あなたごしの街あかり揺れてる
もしもこの世のどこかに神様いるなら
どうぞあの人の夢に翼あたえてWOW OH HA…

You are mine 一人じゃないよ
となりを見ていつでも私がいるから
You are mine つないだこの手
離しはしないこの星追われても
WA HA…

You are mine 一人じゃないよ
となりを見ていつでも私がいるから
You are mine つないだこの手
離しはしないこの星追われても
WO…

You are mine 一人じゃないよ
となりを見ていつでも私がいるから
You are mine つないだこの手
離しはしないこの星追われても
WOW HEY HEY HEY HEY…

You are mine 一人じゃないよ
となりを見ていつでも私がいるから
HA…
You are mine つないだこの手
You are mine HA…離しはしない
You are mine
You are mine この星追われても
You are mine HA…


by.LINDBERG
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☆★vo.60★☆

ライブ後はいつも、ライブハウスで打ち上げ。

ベンさんが、お金も無い未成年の私達の事を考えて、いつも解放してくれるんだ。
ホント 親切!

私はそこで、宣言しようと決めていた!


○:みなさん、今日はありがとうございました!
ライブは、どうでしたか?
今日もココで、みんなと楽しめるのも、ベンさんや、家族が居てくれてこそだと、思います。
でも、反面。ライブハウスに出入りしている人間って、なんか、人当たり悪そうなイメージ無いですか?
今日、初めて来てくれた人もいます。
これからまた、来てくれる事を願ってます。
でも、ライブハウスに出入りし始めてから、「ガラが悪くなった」とか、「タチの悪い友達と連んでる」とか、言われないか心配なんです。
特に、大人達に。
今、ここに居る私達の大半が学生です。
本業は勉強です。
もうじき、中間テストありますよね?
前回よりも順位が下がった人は、次回のライブ、ココには来ないでください。



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